2015年02月05日

petitうっ滞ふたたび

去る2月1日(日)18:00頃。

17:55まで「なにか食べるものくださいください!」

おねだりしまくっていたメルさんの動きがおかしくなりました。

サークル内で眼がトロンとして鼻が動かなくなったので

「あれ?こんな時間に眠たくなったの?」

と最初は睡魔を疑いましたが

伸びをして足を投げ出す右1分と経たないうちに四足立ち

右おさまりが悪そうに団子になろうとする右また腹這いになり足を投げ出す

右すぐに立ち上がる

の繰り返しを見てすぐに


1月20日のうっ滞のぶり返しだ

と判りました。


あれから毎日ブラッシングを丹念にしているのになぜ??

とも思ったけれど、目の前にいるメルさんの症状が

紛れもなく うっ滞 なのだから仕方ない。

試しに(いつもなら夕ごはんをあげる時間帯なので)

大好きなペレットやおやつの乾燥りんごを

顔の前に置いても、ぷいと横を向いてしまうメルさん。

いつでも食欲旺盛な彼がこんな状態なのは

明らかにおかしいよね、と思っていたら

サークルからケージにとととっと戻り、

わざわざトイレではない方へ向かって行き

そこでおしっこ。

メルさんの「体調おかしいよ」サイン発令です。

困った。

困ったけれど、なんとかしなくては。

1月20日に動物病院でいただいた薬2種(プリンペラン&ペリアクチン)

を飲ませて30分後。

生ニンジンの載った皿を顔の前に持っていくと

むさぼるように食べ始めました。

いい感じ!と思ってさきほどのペレット皿を持っていくと・・・

またまた顔をそむけて「要りません」。

30分後。

乾燥りんごと乾燥パパイヤとえん麦をむしゃむしゃ。

お!それじゃあペレットは?と思い、再び

先ほどのペレット皿を持っていくと

またまたまたまた顔をそむけて「要りません」。

更に1時間後。

ペレットを自分から食べ始めたと思ったら

「フィーダーにチモシーがありません!」

と空っぽのフィーダーをガチャガチャさせて猛抗議。

あなた、ついさっきまで何も食べたくないって言ってたじゃない・・と

ツッコミ入れつつも嬉し涙とともにチモシーを補充すると

たちまち爆食モードに。

薬が効いたのか、うっ滞サイクルがそもそもそうだったのかは

不明です。(1月20日は病院到着直後に待合室で回復した実績があるので

余計に判断が難しいです。)

そのときチモシーを食べながら出したウンチが

コールタールそっくりで

1cm×4cmほどの大きさ。

解してみると毛の塊でした。

やっぱりこれが詰まっていたんだな、痛かっただろうな、と

思いながらも、わたしの「なぜ?」は消えません。

*****

一昔前までは「毛球症」とも呼ばれていた「うっ滞」ですが

今は「毛球症」は旧称、そして誤った認識とされています。

以前は大量に毛を飲み込むことによって毛の塊が胃の中に出来、

その結果、胃腸の働きが低下するのだとされていました。

しかし現在では因果関係が逆という認識がメジャーとなり、

何らかの原因により 胃腸の働きが低下した結果、

普通は体外に健康なウンチとなって排出される毛が

胃の中で水分を失い、塊を形成して球状(毛球)になり、

カチコチになって最悪摘出手術・・・。

というのが現在のうさぎ医療での「うっ滞」の定義です。

ここで解明されていない疑問。

「何らかの原因」って?!

「ストレス」と置換してもまだ釈然としません。

要はよく判っていないのです、今も尚。

しかし換毛期の体力消耗具合や

毛繕いをしてもしても抜け続ける現象は

まさにうさぎさん本人にとって過剰な「ストレス」と言えましょう。

某説によると、エンセファリトゾーンがうっ滞に密接に関与していて

エンセの薬を飲ませた途端に重度のうっ滞が治ったという

実例も挙げられていました。

また、別な某説によると

「ヒマにまかせてお水を沢山飲んでいる子は

ブラッシングを全然しなくとも、うっ滞にならない」


という『水分摂取因果説』に重きが置かれていました。

後者にちょっとドキッ。

メルさんには多飲多尿で非常に困った(尿やけがはんぱではなかった)

過去(2011年前半)があるのです。

獣医師と相談してお水の摂取量を制限してから

徐々にそれがなくなってきて今日に落ち着いているのですが

まさか・・・。それが裏目に出てしまっていたのでは。

そういえば先週はメルさんらしからぬ「お水大量残し」

が目立った珍しい週でした。

ここからは勝手な仮説ですが

水分をいつもよりも摂らないことにより

普段なら問題なく排出されていた毛が

うまくウンチにならずに固まってしまった
のではないでしょうか。

そういえば、年末の旅行があるから(シッターさんに生野菜まで

与えていただくのは申し訳ないから)という理由で

11月後半からはずっと生野菜や果物を絶っていたことを

思い出しました。(そんな大事なことを「思い出す」なんて

なんて飼い主失格な話なのでしょうか。)

生野菜が無い分、お水を飲んでくれるだろうという思い込みは

エゴ丸出しな勝手な期待だったのかもしれません。

*****

まだ真偽のほどは判らないし、その関連性すら

模索状態なのだけど、思い当たることがあれば

まずはやってみる。

「うさぎのハート」さん
サイトに載っていた

『うっ滞の原因となる閉塞物は、まるでパンの生地みたいに固く、

脱水された状態になっています。

その閉塞物に水分を加えることによって、

柔らかくし流れやすくしてあげるのが、

予防であり、治療でもあります。

水分の多い食べ物とは、「野菜」です。

現在、乾燥した牧草やペレットのみでの飼育が

主流となっていますが、近年野菜の大切さが見直されてきています。』


(以上『』内青字箇所は「うさぎのハート」さんサイトより抜粋転載(転載許可いただいています)

に則って、と言いますか、メルさんの本来の食事に戻して、

暫くは毎日少量の生ニンジンをあげてみることにしました。

量は以前(てんこもり状態)の5分の1くらい。


150205_1.JPG


150205_2.JPG


ちょっとずつ「野菜の水分」を与えることで

メルさんの状態がどうなるか、言葉は悪いけれど

実験してみようと思います。

もちろんウンチの状態を良く観察しながら。


150205_3.JPG


メルさん、前とは比較にならないケチケチ度合に愕然としてます


150205_4.JPG


沢山あげてしまうと、それはそれでガスだのカルシウムだの

糖分だのと色々弊害が出てきてしまうからね。

そしてこれは「実験」なので、エラーが出たら

また試行錯誤していくからね。

・・・ほんとはエラーなんてうさぎ飼育において

出しちゃいけないのですが

あれこれ色々試してみないことには

医学も未確立だし個体差がありすぎるうさぎとしては

やっていけないのですよ…。

今のところメルさんは元気いっぱい&健康なウンチ量産ですが

1週間〜10日間でうっ滞を繰り返してしまった場合

大元の原因(それこそ「毛球」)が胃にまだ留まったまま
、という

某説も拝見したので、再度同症状が出た際は

病院でレントゲンを撮ってもらおうと思っています。

*****

最後に、当件に関して国内外問わず色々なサイトやブログを

巡ったため、提唱内容の出典が判らなくなってしまい

「某説」と一括りにした上に無断でエントリ記載してしまったことを

深くお詫び申し上げます。









        

ニックネーム らぼすたっふ at 17:14| Comment(7) | らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
らすさん、こんばんは。うちのちぇびも先日10日間で2回うっ滞?になりました。
先程まで牧草食べてたのに、突然丸くなって、変なとこで失禁したり、目を細めて辛そうに。。。何も食べなく、水も摂らない。。 いつもは2時間くらいで治るのですが、仕事も休めないのでこの間は病院に連れていったところお腹も柔らかく問題なし、と。注射を打ってもらい、半日は様子を見て下さい、と言われました。(が、家についた途端爆食)
実は眠かっただけ?と思う時もあるのですが、いつもとは違うのは確かだし。。
原因も良く考えるのですが、ちぇびの場合は換毛中より、換毛し始めや、低気圧が来てるときが多い気がします。水に関して言えば確かに前日減りが少なかったような。。。
色々と試行錯誤ですね。メルさん、良くなって良かった!!!!
また新しい情報があったら勉強させて下さいね。
Posted by まみこってぃ at 2015年02月05日 21:44
本当にうっ滞って原因がわからないから困っちゃうよね
でも軽くすんで良かったね
ちゃんとサインを出してくれるのは信頼関係がある証拠だよね
軽いうちに気付いてあげられれば対処も早いしね

個体差って人子どでかたずけられないけれど
人間も体質ってあるように、うさぎさんもそれぞれ違うって本当に思います
その子に合った飼育方法にたどりつけるように
日々飼い主として努力したいものですね

メルさんお野菜も牧草もしっかり食べて
元気に換毛期乗りきってね(^^)
Posted by がじゅう at 2015年02月05日 23:39
> まみこってぃさん

コメント読みながら唖然...。ちぇびさんの症状といい、頻度といい、メルそっくりです(*_*)

> 実は眠かっただけ?と思う時もあるのですが

やはりそうですよね?!そう思ってしまうほど突然食べなくなってそして突然食べ始めますよね?

なるほど、気圧との関係ですか。そして換毛の初期ですか…換毛の状態に慣れるまでストレスがかかるのかもしれませんね。
本当に手探りですが、いろいろやってみるしかありません。こちらこそ、これからも勉強させてください<(_ _)>

> がじゅ姐

ニンゲンよりも個体差がある動物なのかもしれないねー。これほどまでにうさぎ飼育が難しいとは思ってなかった(+o+)
でもこれほどまでに愛おしい動物だとも思ってなかったことは事実だから、あとはこちら側の工夫や気づきによって彼らを快適に健康に過ごさせて差し上げるしかないよね。
りりりゃんも軽く済んだようで何よりでした。
Posted by らす at 2015年02月06日 13:47
コールタールそっくりの巨大うんち!まさに先日の海と同じ状態です!びっくり!
普段の●の4倍くらいの大きさで、透明な粘膜に包まれてるのが出て、そのあとは普段通りの●がどんどん出てきて本人すっかり元気になったのですが、この巨大●、なんだろう、って・・・

うっ滞というと海の場合はいつも最初に小さくていびつな●(サイズ以外はいつもと同じ乾いた●)が出て、少しずつ元の大きさに戻っていくのですが、このまえのはメルさんのと同じような●で、これがなかなか出なくて苦しかったんだって。でもなぜこういう●になるのか・・・年齢?気圧?それともやっぱりエンセのせい!? ただ、解してみたところ毛は大して含まれていませんでした。

うさぎの個体差って本当に大きくて、うちは一時2匹飼っていたのですが、ご飯も環境もそっくり同じ。なのにひとりは元気いっぱい、海は年に数回うっ滞を起こす病院の常連(アニコムに入っていた子のほうが病気知らず・・・

メルさん、お野菜と牧草をたくさん食べてはやく100%元気ぴちぴちになってね。
Posted by はなこ at 2015年02月09日 04:06
> はなこさん

おかげさまでメルは現在元気ぴちぴちに戻りました!(いいね、この「ぴちぴち」表現^^)
内容物は違えど、海くんも出したの?コールタールうんち!
メルも初めて出したんだよ、こんな形状のもの。一体なんだろね?
なんだか今回のうっ滞症状はパーツパーツで知り合いのうささんと合致する奇妙なところがあるよ・・・。
まだまだうさぎ医療って確立されてないなあと思う反面、ここまで個体差が激しかったらデータそのものの基準値がとれないのでは、とも思ってしまうよ。
Posted by らす at 2015年02月09日 10:35
HPよりご連絡ありがとうございます。文章を転載してくださり光栄に思います。

あくまでも感覚やイメージのお話になりますが、野生のウサギが食べているものの水分や繊維質などの比率に、飼育されているウサギも近づける感じが現状最もウサギの食生活の管理としては良いのではないかと考えております。

そう考えますと一日のウサギの食事の量を10とすると2〜3割が野菜で、残りの7〜8割が牧草。あくまでもペレットはサプリメントという形がしっくりきます。

某ペレットフードのメーカーは、「一日の食べ物の量は、体の大きさ分の牧草と、頭の大きさ分の野菜、ペレットは尻尾の分くらい」とわかりやすく説明なさっていました。

もちろん急に大量の野菜を与えれば、食べなれていない子であれば、お腹の調子を崩す原因になりかねないですから、葉っぱ一枚から徐々に増やすことをおススメしています。

わが子もなるべく野菜多めの食生活を心掛けています。

Posted by ウサギのハート at 2015年02月09日 11:52
> ウサギのハート様

転載許可をありがとうございました。
『体の大きさ=牧草、頭の大きさ=野菜、尻尾=ペレット』がストンと落ちた感じです。なるほど!
うちの子はもともと野菜を多く与えていたところをこちら(飼い主)の事情だけで乾燥モノにシフトしてしまった経緯があり、今また元の食生活(野菜比率)に戻しつつあるところです。
生野菜の重要さを痛感しております。
これからもご指導よろしくお願いいたします。
Posted by らす at 2015年02月09日 17:01
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