2012年05月22日

通院記録とメルさんの奮起

まず昨日(2012/05/21)の通院記録(会計¥6,995)


〈らすズから主治医への報告と疑問〉

・食欲増進剤や消化機能促進剤の効果が現れておらず、
発症前はノンストップでいくらでも食べていたペレットも
休み休みのゆっくり食べ。
(土曜日からは先生の指示通り、ペレットを従来の1回8gから1回12gに増量)

・発症前は大好きだった「(つなぎナシの硬いペレット)ナチュラルファイバー」を全く食べない。

・牧草類は未だに殆ど食べない。
上記「ナチュラルファイバー」の件と併せて考えると、
もしかしたら「硬いもの」を避けているのではないか?

・耳元のマッサージをしていたときにかさぶたがあり、
本人も気になっている様子。



〈診察と診断と検査〉

・体重が 1340g と、一昨日より20gしか増加していないこと、そして
お腹が多少もったりしていること(牧草を食べないことが原因)から
今回も水分やお腹を動かす薬の 点滴 (内容は土曜日と同じ)

・ダニ検査 ⇒ ウサギツメダニ が見つかった。
恐らくもともと持っていたもの。
抵抗力低下によりダニの方が勝ってしまったことによる。
「レボリューション」という液体の塗布薬を1ヶ月に1度、3ヶ月ほど継続して
首筋や背中に塗っていく。(塗布後、全身に浸透する薬)

・硬いものを避けるのは口内に原因があるかも?
⇒奥歯の検査
⇒唾液が少し多くなってきているが現段階では問題なし。

・抱き上げたときの眼振がなくなった。(土曜日にはあった)


・・・ということで、新たな「ウサギツメダニ」が見つかっただけで
メルさんの状態は(眼振がなくなった以外)相変わらず良くないと
いうことが判った通院に らすズ 心身ともにぐったり。


*****

夜中(5/22の02:00前)「ガタガタッ!」という大きな音に起こされる。

メルさん、また激しく転んだか!と飛び起きてみると・・・

そこには・・・

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牧草をひたすら食べ続けているメルさんの姿があった。

しかも、プラすのこに落ちているものではなく、わざわざ

フィーダーまで歩いていって、そこから以前のように

牧草をむしゃむしゃ。

チャームチモシー・リッチマインド・イタリアンライグラス・高原の麦・・・

全部まんべんなく食べているメルさんを目の当たりにして

涙が止まらなかった。


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鼻の穴を全開にしてモリモリ




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顔が傾いたままでもうまくバランスとってモリモリ



丑三つ時に嗚咽をもらす。
それが嬉しい感情からくるものだったら
わたしはこの先どんな幽霊と出くわしても笑顔で挨拶するだろう。

*****

明けて本日(5/22)の朝。

昨日の朝は「メル、バナナだよ」と声をかけても

こちらに一瞥を加えるだけでぐったり寝そべったままだったメルさんが

ケージの前面に出てきてはしゃいでいる。

その目が語る。

「バナナ!」



苦いフェンベンダゾールや抗生剤まみれのバナナを

疑いもせずに頬張るメルさんを見て、また涙。

こちらから促さなくてもモリモリ。


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メルさんごめんねごめんね。だますつもりはなかった・・・
いや、だますつもりだったんだよ




バナナ薬が終わるとお次はペレット。

なんとなんと、試しに3粒混ぜてみたナチュラルファイバーを

メルさん、食べた!

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*****

そしてメルさんの名誉のために忘れてはいけないこと。

メルさん、昨日の晩から成功していることがあるのです。

それは トイレ



段差がNGなので従来のトイレは撤去したものの

「段差がなければトイレでできたのに」という

メルさんの哀しげな視線を受け

(撤去するまで、懸命にトイレに乗ろうとしていたのだ)

バリアフリートイレ を設置。

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以前、がじゅ姐から教えてもらった

『ペットシーツを洗濯ネットで包む』のアレンジ版、

『プラスチックトレイの上にペットシーツを敷き、それを洗濯ネットで包む』

というもの。

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メルさんのバリアフリートイレです



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弊ラボでは『ムーミントイレ』と既に愛称が。



プラスチックトレイをプラスしたのは

「本来ならばトイレでおしっこをしたいメルさんなのだから

できるだけトイレ感の出るように、凹部が少しでもあるものを」


という気持ちから。メルさんのプライドを尊重したいという気持ちから。

そうしたら、「どこでトイレをしたらいいのか・・・」とケージ四隅で

おしっこをしていたメルさんが、この『ムーミントイレ』でのみ

おしっこをしてくれるようになった。

トイレ成功率100%のお利口さんに戻れたのだ。

前述の「フィーダーからの牧草食べ」と同様、メルさんには

強い意志とプライドが感じられる。


ケージ内の移動も、『よろよろ歩く』から『倒れることを怖がらずに跳ねる』

に形が変わってきた。

まだ ぴょんぴょ〜ん、とは跳ねられないけれど、明らかに

うさぎとしての本来の移動方法に戻ろうとしている。

「バリアフリーは最低限にしてね」

とでも言うかのようなその顔を見ながら語りかけるわたし。

「メル。あなたはこうして誇り高くて賢くて障害を乗り越えようとする

力があるからこそ、神様が試練を与えたんだよね」

話しながらまた涙。


*****

今朝、出勤前。

「メル、行ってくるよ」と声を掛け、がじゅ姐からの明日葉を

1本(1束という表現が正しい?)あげてみたら・・・


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こんなオバケみたいな明日葉を見事にイッキ食い



今までは休み休みの「力ない食べ方」だったのに、

「モリモリ」という言葉が相応しい食べ方。

斜頚に伴って好発する症状 「沈鬱」 が、

今朝のメルさんには見られなかった。

主体性のある「食」への固執が見てとれたことが何より嬉しい。


*****

仕事中、ニヤニヤしたり、はたまた「もしかして一時的なものだったのかも」と

ヒヤヒヤしたり・・・今日も忙しかったわたしのこころ。

でもメルさんは簡単にはわたしの期待を裏切りません。

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今晩のメルさん。食欲は持続。
(フィーダーの位置は発症前より3段低くなってます)



食欲増進剤の働きがこうしているのかもしれないけれど、

このまま元気で食欲旺盛なメルさんに戻ってくれたら・・・


首の傾きはまだまだ治らない(こちらは寧ろ悪化)けれど

この状態をメルさんの脳が「まっすぐ/平行」と認識してくれたら

メルさんの精神にストレスはダイレクトにはかからないはず。

「後遺症ゼロ」に越したことはないけど、神様、贅沢は申しません。

あなたの試練にここまで挑んでいる彼の勇姿を、

今一度 刮目してご覧ください。



※次回通院は5/26(土)。主治医に早く報告したい。






ニックネーム らぼすたっふ at 23:00| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする