2016年09月17日

札幌旅2016年9月Vol.4



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マンホールも粋な札幌です。

同じ時を刻む国内だからでしょうか、

いつもよりもメルさんが気になります。


《渡部さんメール(9月10日 朝)》


9:05〜9:50までお世話に伺いました。

メルくんチモシーをたくさん食べていて

朝に足しているときも割り込むように食べに来ています。

ケージのトイレも三角トイレも上手に使っていて、

お利口にしています。すっかり慣れて撫で放題になり

膝にも当たり前のように乗ってきます。

食欲やトイレの状態は変わらず心も体も安定しているようです。



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(渡部さん撮影)



◆ 渡部さん報告書 ◆



メルくん、昨夜たっぷり入れたチモシーはほぼ完食です。

開けたばかりで風味が良いのですね。

朝ごはんのペレットを食べてサークルで遊び、

オーツヘイはいつでも食べられるようにしていたのに、

フィーダーにチモシーを入れたら走ってきて

割り込むように首を伸ばして穂を選び食べています。

チモシーくずがマットにたくさんこぼれたので掃除機を使い、

OFFにすると合図のようにダッシュして

ジョーッと勢いのあるおしっこをしました。

たくさん褒めて手のひらからペレットを少々食べると、

食べてからクルクルと喜んで回っていました。

サークルの中に一緒に居ると、

おいしいおやつがもらえると期待するようです。

ちょっと知らんぷりをしてサークルの外側を見ていたら、

お尻を向けてモリモリオーツヘイを食べ、走り、

手足を伸ばして寛ぎました。

寛いでいるとき、ちょっとでも私が動くと、

『何かくれるの?』とすぐに近くに来るので、

証拠写真(?)が撮れないのですが、

耳をピンと上に立て手はめいっぱい伸ばしています。

もっとリラックスしたらメルくんは後ろ足もくずすのでしょうか。

普段の様子がわからないので、リラックスレベルも微妙ですが

立ち耳のウサギさんにしては(平均的に)打ち解けているポーズを

見せてくれています。

やや呼吸は速く、涼んでいるようでした。

夜に比べるとおとなしいのですが、これまでの訪問に比べると

今朝も運動量は多めです。お水は1/4位残っていました。

ケージのトイレにはたっぷりのおしっこをしていて、下トレイにも

おしっことコロコロウンチがたっぷりですが、他に失敗はなくて

気分も良さそうです。今またオーツヘイを食べ始めています。

膝には当たり前のようにちょこんとのってくれるようになりました。





札幌は久しぶりですが過去に4度訪問しているので

主たる観光地は廻ってしまったわたし。

モエレ沼公園も藻岩山ロープウェイも

円山動物園も大通り公園も大倉山シャンツェも

サッポロさとらんども時計台もノルベサも

北海道庁旧本庁舎も既に経験済み。

(おまけに旭山動物園にも2度行ってます)


今回はちょっと真面目に学習シーンも入れよう、ということになり

「北海道開拓の村」を訪れました。


道内のあちこちから移設・移築された貴重な歴史的建造物群から成る

壮大な野外博物館です。

新聞社、病院、食品店、理容店といった建物や

蒸気機関車(木材を運ぶために昭和40年代まで活躍していた)からは

当時の開拓民の苦労や汗が感じられます。

一旗揚げようと思って入植しても

生活の辛さゆえに挫折してしまった人たちも多かったと聞きます。

今の北海道の繁栄は、想像を超える辛さを克服した先人たちの

努力なしにはありえないのですね。

(彼らが入植したことにより迫害されたアイヌ民族の

存在も忘れてはならないのですが。)



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初めて見た ニシン御殿。

ここはNHKドラマ「マッサン」でロケ地になったそうです。

しかし、親方家族と漁師の生活の差はものすごいですね。

外側からだと単なる一軒家なのですが、中はきちんと

玄関からトイレに至るまで(というか、漁師たちのトイレは無い)

二分されていて、漁師たちは一人一畳の暮らし。

対する親方家族はオルガンまで嗜む優雅な暮らし。

誰も見上げないトイレの天井に描かれた色鮮やかな装飾が

大層立派でございました。


*****


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北大の植物園(中には北方民族資料室や日本最古の博物館もあります)に初めて行きました。


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昭和初期に牧場を襲ったヒグマ。

屯田兵が撃ったそうです。

この奥には「南極物語」でおなじみ、タロの剥製もいました。

タロは晩年をこの植物園で過ごしたそう。

これは知りませんでした。

晩年のタロのなんとも穏やかな顔つきの写真が

目に焼き付いて離れません。

穏やかだけど全てを悟っている深みを帯びた眼をしています。

ちなみに兄弟ジロ(発見されてから暫くして亡くなってしまった)の剥製は

上野の国立博物館に居るそう。


メインの植物園は半日かけても廻りきれないくらい広くて

本格的なトレッキングでした。歩いた歩いた


途中、


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エゾリスさんにも遭遇。

嘘でしょー ここ札幌のど真ん中なんですけど...あせあせ(飛び散る汗)


ヘルシンキみたいな街だなあと思いながら

園内をどんどん進む我々。

温室ありのバラ園ありの植物三昧の中、

北方民族(アイヌだけではなく、ニヴフ、ウィルタといった

民族がいて、彼らの言語系統は同じ北方民族といっても全然違ったのだそうだ)

が、生活の知恵から薬草として用いていた植物群エリアが一番興味深く

それぞれの薬効の説明を食い入るように見てしまいました。


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これとか、最初「???」って思ったんですけど

アイヌの方々のおうちでは熊を飼っていたんですね。

北方民族資料室で知ったのですが、

彼らの大切な儀式「イオマンテ(熊送り)」のために

小熊をおうちで大切に養育し、1-2年経って大きくなったところで

神のもとに「送る」という・・。

その「送る」儀式の全てを収録した貴重なビデオも観ました。

(監修はあの樺太犬研究第一人者である犬飼哲夫氏)

途中、観るに堪えないシーンもありました。

熊の頭にのってアイヌの人々の生活ぶりを視察(?)しに来た神は

その熊の毛皮や肉を人間たちにプレゼントしてくれ、

人間たちは感謝のこころを以って

その貴い「熊の魂」を神のところに「送る」というロジック。

これがねえ・・。

ニホンジン(和人)として育ったわたしの思考には

どうしてもストンと落ちなかったです。

何度資料を読んでもビデオを見ても

論理的にはわかるのですが、ココロの部分で

文字通り腑に落ちないところがありまして。

2年も大切にずっと養育していた動物に対して

わたしだったらそこに動物固有の一個のアイデンティティを

読み取ってしまうよ、と思っちゃうのです。

大切に飼われていた側の熊の心情--(「どうして優しかった家族が

突然ボクを羽交い絞めにして殺すの?」)--を考えてしまうのです。

でもでも、わたしが生まれついてのアイヌ民族だったら??

疑うことなしに、熊のことを

神様が頭部にのっていらっしゃった

毛皮やお肉といった物質的土産だと思うことでしょう。

神からの贈り物である熊の気持ちを慮ることこそ

神への冒涜だと思うことでしょう。

こういう「民族の信仰」から生まれる軋轢が

現在もなお世界のあちこちで起きている争いを

生むんだよなあとしみじみ・・です。


*****

頭も気持ちもかなりぐったり疲れたので

今回の旅の最大目的といっても過言ではない

カフェ「森彦」にてゆるりゆるりと寛ぎました。


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誰もが道に迷う「森彦」は住宅地の路地で

落ち着いた雰囲気を漂わせています。

我々はラッキーなことに1組しか待たなかったけれど (それでも30分待ち)

普通は最低1時間待ちだそう。古民家カフェ、人気だもんな。


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静寂と温もりしかない店内。

階段から扉から何から何まで、ものすごく古いのですが

それだけになんともいえぬ味を出しています。


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シフォンケーキもコーヒーも美味でありました。

でもここの一番の売りは「空間と時間」ですね、やはり。


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記念に季節のコーヒーを挽いてもらってきました。


*****


復路も往路と同じく深夜だったので

渡部さんには到着日の夜もお世話になりました。



《渡部さんメール(9月10日 朝)》


17:55〜18:50までお世話に伺いました。

メルくんお水とチモシーを少し多めに残していました。

お昼ゆっくり過ごしたようで

訪問中に用意したペレットやおやつは勢い良く食べています。

三角トイレも誉められるのを意識して使っていました。

この度も大切な家族のメルくんをお任せ下さり

ありがとうございました。




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◆ 渡部さん報告書 ◆



メルくん、夜も立っちのポーズでドアの前にいます。

フィーダーのチモシーは空で、スノコの上にふんわり1つかみ位

食べ残しがありました。いつもより多く残しています。

お水もたくさん残していて、1/4弱でした。

防水マットやテラコッタの上にはコロコロウンチが多めにあり、

小さいものが少し混ざっています。

ゆっくり休んでいる時間が長かったのか、

ケージのドアを開けると勢いよく出てきて走りました。

ペレットの器には頭突きしています。

パクパク食べるとチモシーも食べていて、

どうしても下の方が良かったらしく

手でかき出そうとする仕草も見せています。

ニンジンもあっという間に食べ終わり、

三角トイレでたっぷりのおしっこをしてくれました。

砂交換したばかりなので、そのままにしています。

ケージ内のトイレも上手に使います。

シートは2枚交換していますが、

三角トイレを使うとおやつをもらえることは良く知っていて、

意識してトイレに入っているように見えました。

オーツヘイはあまり食べないのでイタリアンライグラスにしたら

以前のようにモリモリと食べていました。

香りか歯触りか、、、

みるみるうちに減っていき(一つまみ)完食しています。

チモシーの恵は上半身を膝にのせて食べていて、

明日葉の茎は食べるときに喜びすぎて

右へ左へと走り、私の膝はもはや踏み台のようになっていました。

訪問中に一番喜んで食べたのは「明日葉の茎」です。

おやつがもらえないとわかるとケージに戻ってお水を飲んで

ケージの中からサークルを見て考えているようです。

それからサークル越しに私にアピールして

セルフグルーミングを始めました。

18:45頃ケージに戻ったのでドアを閉めています。

この度も大切な家族のメルくんをお任せ下さり

ありがとうございました。



メルさん、ほんとに良かったね。

我々もいつも恵まれているなと思います。

渡部さん、ありがとうございました。


《シッティング料金》

基本料金 2,055×6=12,330円

交通費 330×6=1,980円

合計 14,310円



*****

札幌グルメおまけ。


お約束の定番ばかりですが。


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スープカレー。人気店の「エス」さんにて。

内地(東京だけ?)のスープカレーよりも

とろっとしておらず、まさにスープスープしていて

本格的な味わいでした。



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らす´ が昔ずっと通っていたというお寿司屋さんでは

わたしの1週間分の食費に相当する

超特上ちらしずしを堪能。

贅沢極まりないです。ボタンエビってこんなにおいしいものでしたのね...涙


美味しく楽しく可愛く、そして思考を深めさせられた札幌。

とても有意義な旅でした。

晩夏というよりは初秋だったので、

次はもっと「夏!」な感じのときに来たいな。










     

ニックネーム らぼすたっふ at 10:24| Comment(4) | らすズの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする