2014年12月04日

根管治療であちこちイタタタ...



今ものすごく凹んでおります。

痛い話や長い話はごめんという方はスルーで。

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2009年5月に、当時かかりつけ歯科にて抜髄のデメリットの説明もなく

ある日突然右下の奥歯(7番)を

「虫歯になりやすい歯でこの先面倒だから

神経抜いちゃいましょう!」
と、ほんとーに突然抜髄されました。

翌日、ありえない激痛が襲い、憔悴しきって歯科へ。

「あれー?奥歯(右下7番)だから、神経が複雑な形をしていて

きっと取り切れていないんですね。今日、残ってる部分を

取りきっちゃいましょう!」


と言われ、歯科治療で一番痛いとされる神経麻酔を打たれ

ありえない激痛部分にありえない注射をされたわたしは

文字通り、ええ、文字通り号泣しました。赤子のように。

火がついたように泣き喚くわたしの口を開き、

炎症を起こしている残った神経をズリズリゴリゴリと

掻き出してゆく歯科医は、この世の閻魔様のようでした。


この様子を(当時の)ブログで知ったアメリカの友人が

すぐにメールをくれました。以下抜粋。

『あの地獄を味わった○○さんに

今こんなことを言うのは酷かもしれませんが、

許してくださいね。

アメリカでは、歯髄の治療は専門医(Endodontist)がするのが普通で、

一回の予約でケリをつけてくれます。

私は、歯が弱いので歯髄の治療をこちらで数回受けましたが

(悲しいことに日本に住んでいるときにしたものが、

治療不完全でやり直しになったのです。)

毎回、一回で終了しました。

(3本一度にしたことがあり、4時間かかりました。)

アメリカの歯科に行って感じたのは

「なぜ、日本では治療をあんなに長引かせるのか。」

日本では治療途中でいやになって通院をやめてしまった

こともある私は、アメリカのようなやり方だったら、

ここまで歯をダメにしなかったかも...と思いました。

○○さんの場合もあんなに苦しまずにすんだのではと思います。

また、痛みに対する対応もこちらでは我慢しなさいとは

絶対言いません。必ず何とかしてくれます。

いかに患者に痛い思いをさせないか、

恐怖心をもたせないかが歯科医の腕のみせどころ。

○○さんのような場合は、笑気ガスとか全身麻酔とかになったのでは。

我慢が美徳の日本ならではの話ですね。』



そう、日本と欧米(いや、他のアジア諸国も)とでは

歯科治療が違いすぎる。

全ては保険点数の関係で、保険診療内にするためには

一回の治療は30分を超えてはならないということ、

そして根管治療においては、感染を防ぐためのラバーダムや

肉眼では見えない歯髄を見るために使用するマイクロスコープには

点数がつかない(=これを保険内で行う歯医者さんは赤字ボランティア)

ことがそもそもおかしい。

とはいっても後の祭り。

拷問のような治療を終えた5年前のわたしは、

根管充填剤にも保険適用のものとそうではないものの違いがあるなんて

知りもしませんでした。

そして5年後。即ち今年。

10月アタマに、右下7番の歯茎にフィステルができ、

痛みはないものの、話したり咀嚼したりするときの違和感がイヤで

近所でも評判の良い歯科を訪ねました。

フィステルが

「根管に異常があるときのサイン」だと判っていながらも

ついつい「一般歯科でも良くなるのでは...」と

甘い考えを抱いてしまったのです。

これが間違いの元でした。

とても丁寧で親切なその近所の歯科医は

毎回根管の洗浄を誠意をもって行ってくれたけれども

フィステルはなくならない。

「毎回良くなってますから。根気強く頑張って

もうちょっと通いましょう」という歯科医の優しい励ましと

毎回400円という治療費の安さとに支えられ、

通うこと週イチで2か月。

気づくと季節は晩夏から冬に。

「フィステルもちょっと小さくなっているし、痛みがないなら

根管充填しちゃいましょうか。それでダメなら抜歯になります。」

と言われ、一瞬凍ったわたし。

そんなんでいいんだろうか・・・。

いやでも、まあ、痛みも無いんだし、そのうちフィステルは

消えていくかも。

・・という考えと、

5年前にアメリカの友人がくれた上記メール内容とが

脳内で拮抗し、「ちょっと待ったぁ!」と歯科医にストップをかけました。

と同時に、その日の夜あたりから、右下7番の歯と歯茎が

ジワジワズキズキと痛み出したのです。

おまけに、寝ている最中も痛さで覚醒するほどになり・・・

今まで痛くも痒くもなかったのにこれはどういうこと?!

半ばパニックになりながら、都内の「根管治療専門医」を検索しまくり

とあるエンドドンティストに問い合わせメールを送りました。

すると、真夜中にもかかわらずすぐに返信がexclamation×2

そりゃあ、こういうところは自費治療だし、

お客(患者)へのサービス如何で売上が決まるからね・・なーんて

穿った思考もあまりの痛みにかき消され、

メールをもらった翌日すぐにTELし、一日目の予約を入れました。

で。去る12月1日に初めてエンドドンティストのカウンセリングを

受けてきたわけですが(一日目はCT撮影とパノラマレントゲン撮影のみで

歯の中は見ず、今後の治療計画を立てる日)、

なななんと、骨が殆ど溶けきっていましたどんっ(衝撃)


うそでしょ。レントゲンなら近所の歯科でも沢山撮ったのに。

「ほら、見てください。膿みがこんなに歯の周りを

埋め尽くしていますよね。

このままだと、三叉神経等にまで達して、唇がしびれてきたりしますよ」

と言われ、ぎゃーーーーっどんっ(衝撃)

加えて、「こんな状態で飛行機になど乗ったりしたら

気圧で激痛が止まりません。失神レベルです」

と追い打ちが・・・。凹凹凹バッド(下向き矢印)

一般歯科ではただもや〜っとだけ映っていたかすかな黒い影が

わたしの右下7番をくっきりお堀の如く囲んでいるそのCT画像は

保険治療の限界を語っていました。

奥歯の感染根管治療(一度根管治療をした歯をまた治療すること)は

保険診療内の一般歯科なら1万円もかかりません。

但しその成功率は50%を切ると言われています。

その「もしかしたらあわよくば・・」の50%に賭けていた自分の

貧乏根性のツケが今ここで回ってきました。

エンドドンティストから提示された見積り下

shizui_klein.jpg
(クリック拡大)


ぎゃーーーーーっどんっ(衝撃)

生まれて初めての体験です。せっかく毎月保険料払ってるのに

自費治療って一体なんなんだよもう・・。

とか一瞬考えてしまいましたが(ほんとケチ)、

この国の制度がそのようになっているのだから

仕方ありません。

エンドドンティスト曰く

「根管治療(の洗浄)は一発でやらないと意味ないんです。

何回かに分けているうちに、結局は菌の数が元に戻ってしまうんですよ」

とのこと。

今まで2か月通っていた自分は一体なんだったのか・・・バッド(下向き矢印)

落ち込んでいても何も始まりません。

治療は来週から週イチペースでスタートです。

一回目に根管治療(排膿と洗浄)、

二回目は根管充填(この充填剤も自費治療の場合は経年劣化しない材質のものを

使うそうで、5年前に入れてもらったガッタパーチャポイントは

時間が経つとボロボロになってしまうそう。今回の原因はこれだったみたいだ)

三回目は土台作成。

これで仮歯にて半年間。最終的な「四回目」はクラウン補綴。

・・というスケジュール。

でも。

来週、いよいよ中をマイクロスコープで見てみたときに

根っこが割れていたり膿疱ができていたりしたら

それこそもう終わりで、抜歯しかないとの宣告あり。

でも「多分このCT画像では、そこまではいっていないんじゃないかな」

とエンドドンティストの心強いお言葉。

全ては神のみぞ知る。

・・とまあ、今後どうなってゆくのかまるでわからないのですが

皆さん!!

「神経抜きましょうか」とか「あれ、昔抜髄したところが再感染起こしてる」

とか言われたら、絶対に「一回で済ませます」と断言している

根管治療専門医のところに行きましょう!

わたしもまだその方法で「救われた」という過去形を用いることが

できない状況なのですが、それでも

「何度も根管治療のために通院する無駄さ」と

「CTや精緻なパノラマレントゲンでの診断の正確さと重要さ」

だけは今の段階で身を以って解っています。

虫歯を削るのと、歯の根っこをいじるのとでは

全く違った治療だということを踏まえて

歯科治療後進国日本でも

エンドドンティスト育成に力を入れて欲しいものです。

(というより、日本では「手早く抜歯してインプラントさせた方が

儲かる」という側面が幅きかせてますよね・・・)

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さて。弊ラボでは。


141204_1.JPG


去年設置した「プラマード」のおかげで

室内ぽかぽか晴れ 電気代もほぼ半分になるという驚き。

このたびやっとハイブリッドヒーターを出しました。

(それでも日中は暖かいのでスイッチ切ってます。)

去年に引き続き、冬はエアコンを全く使わなくて済みそう。

メルさんの安心と安全と健康がなにより。

わたしの歯よりそちらが大事...ふらふら


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ほんとですね。そうですね。(涙)











        

ニックネーム らぼすたっふ at 15:30| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする