2012年05月16日

エンセファリトゾーン検査結果

12日(土)に専門機関にお願いしたEz検査

「1週間以内には判りますので、こちらからお電話差し上げます」

と言われたのに、居ても立ってもいられず、病院に電話。

ちょうどそのタイミングで結果が届いたようで、看護師さんから主治医に

電話が回された。


結果は「160倍」。

「〜40倍」が陰性で、「320倍〜」が陽性なので、

自信を持った「抗体アリ」ではないが

疑いを消せる数値ではなく、寧ろ抗体を持っている(感染している)だろう

という推測の方を高めて、対Ez薬(駆虫剤)での治療をしていく、とのこと。


なので今日の終業後に駒込まで薬をもらいにいくことになった。

本当は今すぐにでももらいに行きたいんだけど。

エンセの場合は特に早期処置が重要だというし。

(でもメルさんの主治医はこの「早期発見&早期投薬がとにかく良い。

それができない動物病院はダメダメ病院説」については

ちょっと懐疑的なようだった。)


ネットでの情報が溢れすぎていてほんとにこのあたりよくわからない。

メルさんのように眼振が水平の場合は耳(パスツレラ)が原因で、垂直の場合は

エンセだ、という説もあれば、「エンセと斜頚に関連はまったく無い」と

している研究者の新しい論文もある。


「ローリングは斜頚初期から暫くして必ず出てくるから、
初期に無いからといって安心してはいけない」

「ウチの子はマッサージだけで2日で完治しました」

「ウチの子は投薬が多すぎたのと強制給餌のストレスで
亡くなりました」

「鍼灸治療をすれば重症のケースも改善する」


ネットの見過ぎで情報が飽和状態になり、疲れた。

もう見ない、これ以上調べない、そう思っても手が勝手に動く。

日本のSNS情報を全て見ても満足できず、ドイツのうさぎフォーラムにまで

手を出す始末。(あちらは Hase と Kaninchen との二つの区別があるだけに、

飼いウサギの研究が意外にも進んでいて、薬情報も沢山ある。)


そして結局手中にできたのは・・・混乱。


沢山の情報はありがたいけど、その中で自分の手元の子に

合致するものを精選していく能力がないとダメな世の中になった。

つくづくそう思う。


マッサージひとつとってもそう。

斜頚の王道マッサージ
(傾きの逆の耳もとや首のほぐし+逆側はその1/3の割合)

も、メルさんは珍しく嫌がった。

「余計に気持ち悪くなるから止めて!」と抵抗した。


メルさん、解る。解るよ、わたし。

指圧やマッサージ系で頭痛や肩こりに良いというものを施術してもらうと

非回転性めまいがひどくなってしまうもの、わたしの場合。


だからメルさんをひたすら撫でる。

朝 5:00に起きてメルさんにお薬あげてから6:00 に自分の

出勤支度を始めるまで、撫でて話しかけて、の繰り返し。

メルさんのこのときの安心した表情がいとおしい。


メルは人気者なんだよ。

パワーのこもった応援の言葉やお野菜やフルーツが

メル宛にどんどん届くんだよ。

もうびっくりしちゃうよ。

メールを遠慮していたけど、どうにも落ち着いていられなくて

メールしちゃいました、って人たちも沢山いるんだよ。

「これはもうある?ないんだったら送りつけてもいいかな?」

って言ってくれる人もいるんだよ。

「お医者さんよりも(臨床経験的に)詳しいかもしれない

ところに、予め電話いれておこうか?」

って訊いてくれる人もいるんだよ。

メルはみんなに愛されているんだねえ。

そしてね。

今日はGONちゃんからお守りが届くって。

そのお守りを持っているれおんくんは症状がかなり良くなったんだって。

そんなことを話しながらそーっとそーっとゆっくりゆっくりなでなで。

涙をこらえながらなでなで。


メルさん、左側に顔がまだ流されていき、体も左側に倒れます。

顔は「左側」というより「左下」へどんどん落ちるような動きをするので

左目への影響が心配。既に左目の眼球が下垂している。

ケージの柵にぶつかったら危ないから柔らかなマットで覆おう。

そう思っても、

マットで覆ったことで押し付けられる目の面積が余計に増えてしまったら?
(柵があれば、柵と柵との空間が丁度良い目の保護エリアになるのではないか?)

という別な懸念が出てくる。

でもちょっと頭をずらした瞬間にぶつけたら大変。

心配が次から次へと湧いてきて、それを解決するための方策に対する

心配がまた別方向から湧いてきて・・・の無限ループ。

とにかくメルさんという個体の特徴や性格、行動特性に合わせなくては。

丸めたタオルをケージ隅に置いて、体を少しでも安定させてあげたいと思ったら
(こうすることで安心するうさぎさんが多いとのこと)

メルさんの場合は逆に落ち着かなくなり、ふらつきが増してしまった。

バランスを崩しながら頭を左右にブンブン何度も振ったので

眼振がまたひどくなるのではないかと心臓が凍る思いだったけれど

丸めたタオルを外したらその発作のような状態は収まった。

やはり「一般的に良しとされていること」と「メルさんという個体に

対して良いこと」との乖離具合の見極めが難しい。


メルさん、メルさん。

ビッグ便選手権で優勝したのに、ウンチが1/3程度にちっちゃくなって

数も1/10くらいに減っちゃったメルさん。

爆食王の代名詞みたいだったのに、食べ物への関心が

薄らいでしまったメルさん。


前のことをいくら思い出しても全くもって無意味なんだけど

あの頃のメルさんの姿を絶対にまた見られるって信じているよ。

だってメルさん頑張ってるもんね。

わたしがケージの扉を開けると

牧草1本食べてくれるもんね。そうするとわたしがニッコリするんだよね。


メルさんは AC で語ってくれたとおり、家族の笑顔が

好きなんだね。大切にしてくれてるんだね。


こんなときにまで、メルさんに頭が下がるばかりです。




ああ、こんなときに本当にNorBACがあったら・・・

本当のメルニコフさんが居てくれたら・・・


ニックネーム らぼすたっふ at 15:13| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする