2011年04月23日

超多飲多尿につき緊急通院

以前からメルさんの多飲多尿については
こちらのエントリでも何度か取り上げてきましたが
この2日間はそれが輪をかけて異常な様相を
呈するようになってしまいました。

深夜0時に500ccのボトルを満タンにしておいても
朝6時にはそれが一滴も残されておらずスッカラカン。

『スタッフさん、おはよーございます。
ところで早く水くださいな』


と催促する始末。

6時間で500ccということは、単純計算で
1日に2リットルではないですか。

今までは

「いやー、うちのメルさん変わってるから
1日に1リットルも飲むんだよね〜」

なんて一笑に付していたけれど、
ここまでくるとさすがに腎臓病を疑わざるを得ません。

一時的に良くなったかのように思えていた
お尻周りの尿やけ状態も
またひどくなっており、尻尾はぐしょぐしょに濡れています。

110423_schwanz.jpg

写真には収められませんでしたが
尻尾の裏側や後ろ脚の内側は...

脱毛しきってツルツル


メルさんどうしたの。

おしっこはほぼトイレで成功しているのにどうしてなの。

30分に一回おしっこしてたらいやでもそうなるか。

ああもう痛々しい。メルさーーーーん・・・


ということで、横なぐりの雨が傘を叩きつける中、
メルさん(の収まったバッグ)抱えて
病院に駆け込みました。


診察が始まるまでの待ち時間、名前を呼ばれてからの診察、
血液検査、尿検査、結果診断...

これら2時間もの間、メルさんは本当にいい子にしていました。
特に結果診断と今後の治療方法について
わたしがDr.と話し込んでいる時間は物凄く長かったのですが
おさんぽバッグから顔をひょっこり出して
まるでわたしたちの話していることが解るかのように
じっと目と耳を傾けていました。

メルさん、あなた、ほんとに偉い子だよ


さて、肝心の『結果』です。

まず、尿検査では異常値は全く出ませんでした

次に血液検査ですが、こちらがちょっとひっかかりました。


しかしBUN(血中尿素量)Cre(クレアチニン)といった
腎臓疾患に関係する項目は全て問題なし

ではひっかかったのは何かというと・・・

2010年12月18日にも「値が高い」と指摘され
投薬を受けた『GPT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)』

去年12月18日にはこの数値が「220(IU/L)」で
「基準値MAX80に対し、著しく高い」と指摘されたのですが

今日はこの数値がなんと「256(IU/L)」・・・


Dr.曰く

「多飲多尿の症状との因果関係はわからないけれど、
仮に関係が無かったとしても、これはこれで治療しないと。
先天的に肝機能に障害があるのかもしれませんね。
それに、体重が減少している(1250g)のが気になりますね。」



『体重1400gを切っちゃってましたか?!
あんなに食欲旺盛で常に食べて飲んでを繰り返しているのに・・・。
ペレットなどカロリーの多いものをもう少し増やした方がいいですか?』



「そうですね。通常は体重の3%が
一日のペレットの量の目安なんですけど
これも個体差があって、ヤセの大食いタイプもいれば
その逆もいます。
メルちゃんは食べても食べてもお肉にならない
ヤセの大食いなのかも。
ペレット、もうちょっと増やしてみてください。」




『わかりました。ところで多飲多尿の子でGPT値が高い子というのは
先生の今までのご経験の中ではいませんでしたか?』




「いませんでしたね。多飲多尿の子自体が少ないですし
その子たちも原因が判らない子が多いんです。
腎臓疾患はないんですよ。」



『ではウチの子も多飲多尿に関しては
その子たちと同じ(原因不明)かもしれませんね。
肝機能障害についてはわかりました。治療をお願いします。

しかし多飲多尿はこの子の持つ個性だと捉えることができても
この尿やけについて出来る限り回避させたいので
何か良い方策はありませんか?』



「まずひとつ提案できるのは、ケージの床を
網にすることです。」




『そうすると確かにトイレ以外のところで
おしっこをしても、床に溜まらず体毛に付着する量は減りますよね。
でも、網にするとソアホックの危険性が高まると聞きました。』




「それがちょっと皆さん誤解するとこなんですよ。
ソアホックというのは体重をかけて一箇所に長時間
じっとしているとそのリスクが高くなっちゃうんです。
それは材質がプラスチックであっても木であっても
同じなんですよ。

なので、ソアホック対策として大切なのは
運動させることです。」




『運動ですか。では昼間ひとりでいるときに
色々遊べるように、ケージ内にロフトをつけたり
空中トンネルをつけたりするのはどうでしょうか?』




「うーん・・・そういった環境下で骨折事故も実際起きていますし
メルちゃんひとりだけという状況では
そういった上下運動モノをつけることはオススメできませんね。」




(そっか・・・やっぱり遊んでいる姿を注視できないとダメなんだ・・・凹)


『では運動というと具体的には?』


「一日に30分ぐらいはサークルに放してあげてください。」


(なんだ・・・今やってることじゃん・・・よかった)


「メルちゃん、今日もお腹が“もったり”しているし
できるだけ動かしてあげてください。

あとは、尿やけがひどいので足湯みたいに
浅いお湯を張って洗ってあげてください。
あまりにもひどいところは
ハサミでカットしちゃってくださいね。」



『ハサミでカットは結構やってます。
本人あまり嫌がらないのでバサバサ切っちゃってます。』




「それでいいです。
ではお薬の処方ですけど、尿やけ部分が炎症起こしているので
(12月にも出したのと同じ)抗生剤を。
それと、肝機能の治療に対するお薬は、
これも12月と同じサプリを。
これでいいですか?」




『はい。肝機能の方に働くお薬はうさぎ用のものがないんですよね。
だったら前回と同じサプリをお願いします。前回はその投薬で
1週間後には220という値が141に下がりましたから
メルには合っているのかと思います。』




「OKです。ではどのくらい出しますか?
次回はいつにしますか?1週間後?2週間後?」




『2週間お薬と時間をください。
というのも、早速床材を網に変えたいと思うので。
それに、ペレットを増やしてみて
2週間経っても痩せ続けているようなら
かなりの確率で他の病気が考えられますよね。
その結果を見るためには2週間ほど必要かと。』




「そうですね。ホルモン系などの難しい病気じゃないと
いいんですけど。といっても、ホルモン異常なんかだと
うさぎの正常値すらまだよくわかっておらず
検査センターでも検査を受け付けてくれるかどうか・・・
受け付けてくれたとしても入院が必要な大掛かりなものに
なるでしょうしね。」



(センセ、あまり脅さないで・・・)


「では2週間しっかりお薬飲ませて2週間後にまた
おしっこ持ってきてください、念の為。」



〜以上、会話形式での診察内容概略でした〜

これはあくまでも要点だけをまとめた概略なので
メルさんはかなりの時間、じっと待っていたことになります。
ヒトの幼児であっても飽きてぐずっていたと思います。


この「飽きてぐずって」が出なかった代わりに
メルさんにのしかかっていた飽和状態のストレスが
ウンチに現れました。


110423_kot.jpg

通院によるこれほどのストレスは初めてです。
さすがのメルさんも血を抜かれたり
検査入院かもなどと脅しを受けたりして
さぞかし疲れたのでしょう。
(そりゃそうです。わたしもすっかりグッタリ)

でもメルさんはさすがに偉い子、立ち直りの早い子。

昨晩GONZO姐から届いた美浦さんチモシーの
おまけとして付けてくれたオーツヘイを
一本たりとも残さず平らげています。

110423_oat.jpg

今日からまたシリンジ生活になりますが
メルさん、お薬も大好き(しかもジュースじゃなくてただの水で
溶いたものでも喜ぶ)なので
ストレスにはならないでしょう。

けれど2週間後が心配。

お尻周りも悪化して、且つ肝機能も悪化して、
且つ体重もますます減ってたらどうしよう。

最悪を想定していれば「想定外」はないのだと思いつつも
ひとたび悪い方向に考えるとどよ〜ん・・・テンションガタガタ。

らす´ は「メルさんがしっぽを自分で搾っている夢を見た」
と言うし、スタッフ陣の方が神経過敏になっちゃっている
今のラボ状況です。


そうそう、記録のために本日のお会計、チーン。

110423_kasse.jpg

誕生日プレゼントを諦めることにきめました


ああ、明日はイースターじゃないか!

とりあえず今日メルさんお風呂入ってちょっとサッパリしよう。
我々もサッパリしてみよう。うん。

前回の不調のときはちょうどクリスマスだったし
メルさん、キリスト教と何か深い関わりでも?


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ニックネーム らぼすたっふ at 17:05| Comment(3) | らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする