2011年02月23日

メルニコフ診療所

あるんです。

精神力だけで「生」を選び、
いい意味での諦めの悪さを以って「命」にしがみついている
わたしでも

激痛と痺れに耐え切れなくなり
首から上をスポンと取って
捨てちゃいたくなるときが

あるんです。

今日の午後がそうでした。

激務を終えてどうやって帰宅したのかも
よくわからないまま
メルさんと向かい合いました。

サークルに入っていくと
メルさん、なんかちょっと違う。

わたしの膝に飛び乗り、胸のあたりを
トン、トン、トン...と小さな手で叩く。

『横になりなさい』

と言っているかのように、顔を覗き込んで
トン、トン、トン...と両手で叩く。

横になったわたしを確認するや否や
メルさん、
わたしのこめかみや目頭、目尻を
集中的に強く強くなめてくる。

どうしてそこが痛みの一番激しいところって判るの?

「メル、ありがと、もういいよ、だいじょぶだよ」

そう言ってもしつこくしつこくなめてくる。

溢れてくる涙もなめちゃうので
そんなヒトの汚れた成分なんて摂っちゃダメー
と慌てて起き上がる。

上目遣いで覗き込んでくるメルさん。

ありがとう、ありがとうね。

痛みは引かなかったけど、指圧に行ったときのような
気持ちよさとあったかさは
確かに効いたよ。

がんばる。

人生、気合しかない。

メルさんは本当に腕のいいわたしの専属医だ。

ちょっと危惧があるとすれば、
わたしがいつも「メル、ありがと。ありがとね」
を繰り返してばかりいるので
自分の名前が「ありがと」だと勘違いしているように
見受けられること。

それでもいいね。
もともとロシア語の苗字を
無理矢理ファーストネームにさせられちゃったんだもんね。

アリガト=メルニコフ・シトロエン。

これが正式な住民票登録名です。
みたいな...

ごめんね、またふざけちゃって。
こうしてテンション上げないと
前向けない病なのだー...

メルさん。

これからも
主治医になってください。
ずっと。
ずーっとね。


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ニックネーム らぼすたっふ at 23:23| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする