2010年11月10日

はーぜ と かにんひぇん の国

メルニコフさんをお迎えしてから、
あちこちに自慢しまくりなワタクシ。

ドイツの友人(一つ前のエントリに登場した友人とはまた別)
「聞いて聞いて〜!ウチの子かわいいの〜!」の
親バカ(バカ親)襲撃犠牲者のひとり。


友人 「らすズ、そんなかわいい息子がいて、ドイツ来るとき
    どうするの?家族に世話を頼めるの?
    でも、キミの両親ってTokioから離れた田舎に住んでるんだよねえ?」


らす 「当分のところは渡独はムリだな。
    だって“息子”を一人にしておけないしね。
    キミの言うとおり、家族に頼むのもムリだもん。
    もし“息子”が成長して、ホテルで過ごせるような可能性が
    でてきたら・・・もしかしたら、考えるかもしれないな」


友人 「ホテル?Tierheimに一時預けなんてできるの?
   でも、それ以前に犬や猫でいっぱいでしょ」


らす 「うさぎ専門ホテルってのがあるんだよー。
    すごいでしょ、日本って」


友人 「うさぎ専門・・・exclamation&question
    日本人ってそんなに飽きるの早いの?」


らす (ここでハナシの齟齬に気づく)

   「あのさ、キミの言うTierheim(ティーアハイム(Tier(動物)+Heim(家)))と
    わたしの言うホテルって違うんだよ。
    うさぎ専門ホテルってのは、人間が利用するようなホテルと同じなの。
    キミが言ってるTierheimってのは、多分・・・
    飼い主が放棄した動物が余生を過ごすところでしょ?」


友人 「うさぎがお客のホテル!Witzig!(おっかしいの〜!)」



・・・と、またまたかの国との文化差異を見せつけられたのだったが
この会話の中で、あることに気づいた。

ドイツでよく耳にする「Tierheim」。
いわゆる「動物保護施設」。
飼育遺棄された犬、猫、その他小動物たちが
新しい飼い主を待ちながら過ごす家。

寄付やボランティアによる運営で成り立っているこの「Tierheim」。
その歴史は永く、市民権も得ており、ちょっとしたスーパーにも
Tierheim寄付金箱が備え付けられている。

そんなTierheimでの生活も、
時計との勝負なんだろうな・・・と思いきや
驚くことに、ドイツでは殺処分がない

法律で禁止されているのである。

なので、Tierheimは(上のワタクシの発言にあるように)ある意味、
動物たちが
処分までのカウントダウンに怯えることなく
「余生」を過ごす場所であるとも言えるのである。

ドイツにおけるペットを取り巻く環境について驚いたのは
これだけではない。

ドイツでは「ペットショップ」すら違法なのだ。

新しい子をお迎えしたいな、と思ったら
Tierheimへ行くか、ブリーダーさんにコンタクトを取る。

このように、動物の授受に金銭が絡むなんて発想がまず無い
ドイツ人ゆえ、日本に来てショックを受けるのは
「ペットショップ」なのである。

ドイツ人観光をアテンドしていて
たまに遭遇するペットショップ。

路面の大通りに展開されたショーウィンドウには
カプセルホテルよろしく小さく区切られたケースの中で
さまざまな犬ワンちゃんネコちゃんたち猫
通行人の視線を浴びている。

営業時間 14:00〜04:00、って書かれてるけど
ここの動物たちは真夜中ずっと明るいライトの中
起きてお客の相手
しなきゃいけないわけ?』


六本木ミッドタウン近くのペットショップを
通りかかった際に、驚愕と少々の侮蔑を含んだ
この質問を直球で投げられたことは
ワタクシの記憶に新しい。

コトバの裏に潜んだ「日本人って怖い・・・」という感情が
伝わってきた。

日本には殺処分なるものがあると知ったら
その感情はどこにどう膨らんでいっちゃうんだろう・・・。



うさぎを食べちゃう国なんてイヤー!

とか思う自分が住む国で、
毎日沢山の動物が「処分」されているのが事実。

これも「トコロ変われば・・・」の一言で
済まされること・・・なのかな。


メルさんは日本に産まれて
(とりあえず食用は免れたとして)
らすズの元に来て、
今まで3ヶ月一緒に暮らしてみて、どう?

不安も恐れもなく
「一生安心して守られて過ごせる」
って感じてくれている?

101108.jpg

「らすズたち自身が
うさぎ小屋に住んでるからねぇ・・・
なんもいえねぇ・・・」


にほんブログ村 うさぎブログ ミニウサギへ

ニックネーム らぼすたっふ at 00:00| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする