2012年05月25日

サイフォンドリンカーデビュー

斜頚発症前はボトルでゴクゴクお水を飲んでいたメルさん。

斜頚症状が現れ、改善してきた今になっても

『顔(首)を上げる』ことが苦手です。

一度だけ症状がひどいときにボトルから飲もうとして

目振がひどくなって転んでしまってからは

ボトルにだけは近づこうとはしません。

トライアル精神旺盛なメルさんをもってしてそうなので

相当怖くて不快なことだったのだろうと思います。

(ちなみにわたしもめまいと付き合いだしてからは
顔を上げてのブクブクうがいが苦手です。頭がふらふらします。)



既にここに何度も書いてきたように、斜頚症状が出てからは

飲水量がぐっと減ったので、心配しながらもこれ幸いと

雪国まいたけ懸賞当選の「大きなマグカップ」の蓋

を、メルさんのお水皿にしてきました。


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が、さすがに  だけあって 180ml しか入りません。

飲水量が減ったとはいえ、もしもメルさんが

突然渇きを復活させたら・・・

もしもメルさんがこれをひっくり返したら・・・

そんなことを考えると 雪国まいたけにいつまでも頼るわけにはいかず

ちゃんとした「給水アイテム」を買わなくては!と焦って

ラボルールにあるまじき定価買いをしたお品がコレ。


サイフォンドリンカー(カワイ) 


友うさの まるくん や タントくん も使っているものです。


適応能力に長けているメルさん、早速使ってくれました。

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ちびちび...ぴちゃぴちゃ...な姿と音がなんともかわいいです


ケージの右隅に設置したので、久々に左目も確認できました。


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まぶたと眼球が下垂しているけれど機能は失っていないように思われます

平衡感覚がまだおかしいらしく、足が不自然な位置にありますが

メルさんなりに、これでバランスをとっているようです。

(あまりにもずずず...と滑ってしまうようであれば

床材を変えようかとは思っていますが、

今のところその範囲ではありません。)


久しぶりに拝んだメルさんの左目。

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精悍な感じでシャープですよ、メルさん。


今日もバナナ薬・ペレット・牧草、とよく食べました。

ウンチもだいぶ大きく固く茶色くなり、発症前の状態に

近づいてきました。

バリアフリートイレも(ステンレス・プラスチック共に)

きちんときれいに使ってくれています。

「いつもきれいにお使いいただいてありがとうございます」

公衆トイレの貼り紙のようなコトバを思わずメルさんに向けるわたし。


明日は通院。

早くドクターに報告したいな。


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牧草フィーダーに頭をつっこんで夢中に食べたメルさん、
しっかりしているようでまだまだあどけない天然さは健在です。

*****

「返信なんて要らないよ、らすさん」

「そんな時間があるなら眠れー」

等々、ありがたきお言葉の数々、ひしと抱きしめて

明日の朝イチ通院に備えます。

ありがとうございます。本当に。







ニックネーム らぼすたっふ at 22:15| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

ムーミントイレからバージョンアップ

食欲が戻ってきたメルさん、

その後も食欲を持続させ続け

牧草もりもり、野菜もばくばく、おやつもおねだり、と

良い方向にどんどん向かっています。

(あんなに無視していた乾燥キヌサヤなんて
「噛んでるのか?!」と心配になるくらいの早食い)


『バナナ薬』も板についてきましたGood


ひとしきり食べて満腹なメルさん、ケージでお寛ぎ。

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「メル!」

と呼ぶと・・・


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お顔がちょっとだけ正面近くに戻りますが


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ふーっとまた左に流れていきます。


でも眼振はなく、目の輝き具合も良いので

メルさん的には安定しているように見受けられます。

『お首なんて曲がっていても、ココロが真っ直ぐならそれでいいの』

GONちゃんの名言をメルさんにも笑顔で伝えます。

*****

前エントリでご紹介した『バリアフリー仕様ムーミントイレ』。

これを数回使っているうちに、トイレの位置も感覚も

すっかり身につけたメルさん。

トイレへ向かう足取りもだいぶしっかりしてきたので

早くもリハビリを開始することにしました。


今まで使っていたうさぎ用トイレの高さは5cm。

メルさんにはさすがにまだこの段差はハードル高し、です。

でも、少しだけ段差を設けて今までのトイレに近づけたい。

・・・なので。

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メルさんの反応(使い勝手の良さ)を見るため、

2種類の素材でバリアフリートイレ(高さ2cm)を用意。


〈プラスチックVer.の組み合わせ〉

浅型のトレイ+ミニ水切りカゴの網部分




〈ステンレスVer.の組み合わせ〉

天ぷら用バット+BBQ時の「焼き過ぎ防止用の網」


「焼き過ぎ防止網」なんてのがあるんですね・・・さすが何でもアリの日本。
BBQプレートの上にのせて、いいカンジに焼けたお肉をのせておくんですと。




網の下にペットシーツを敷き、

それを例の「洗濯ネットで包む」わけですが

洗濯ネットの方がどうしても大きくなってしまい

メルさんが滑ると危ないので、マジックテープで固定することにしました。

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計6箇所にマジックテープを貼り付けます。

そして

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できあがり。

ちょっと小さいかな。(特にステンレスの方・・・)


メルさん、どうかな?


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ちゃんとしてくれましたClap


どれどれ、チェックチェック。

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洗濯ネットを外してみましょう。


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2cmの段差なら抵抗ナシ、ということが判りました。

いつかまた5cmの高さのうさぎトイレが使えたらいいね。

でも焦らず焦らず。あまり環境をコロコロ変えるのはよろしくないから

トイレは暫くこのままでいきます。


食欲が戻っても、飲水量は相変わらず発症前の1/4程度なのが

不思議ですが、これこそ「本来のうさぎの飲水量」(メルさんの体重比計算で110ml/day)

なので、あまり心配するところではないのかな。

明後日の診察のときに主治医に訊いてみよう。


*****

今日、エスカレータにのっていると睡魔に襲われ

立ったまま眠りこけ(って、ものの数十秒...)

降り口(っていうの?)でつまずいて覚醒しました・・・(汗)

帰宅して速攻布団に倒れこみ、3時間熟睡爆睡。

思えば、メルさんが発症してから小刻みに起き続けていたので

1時間以上の連続睡眠とは縁遠い生活をしていました。

ここにきて、わたしの緊張の糸も切れてきたようです。

でもそこにメルさんの健康状態が反映されているとすれば

それはそれで良しということで。

ああ、でもでも。

応援してくださっている方々にメールしようと思っていたのに

睡魔と仲良くなってしまいました...。ちょっと自己嫌悪。

たくさんたくさん熱く温かく優しいお声をいただいているのに

こちらからは何のレスポンスもなく、

拍子抜けされている方がいらしたらごめんなさい。本当にごめんなさい。

「メールは遠慮する」なんて言いながら、皆さんからの応援が

強い支えになっている勝手なわたしがここに居ます。

毎日本当にありがとうございます。(これしか言えない自分がまた歯痒いです)







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2012年05月23日

メルさんの一番の魅力

昨日のエントリへの反響、ありがとうございます。

会ったこともない他人のうさぎについて

我が事のように喜んでくれ、涙してくれる方々が

いらっしゃるこの奇跡を未だに不思議に思いつつ

皆様からのそういったパワーや祈りあってこその

メルさんの食欲回復劇だったのだと解さざるを得ません。


ある方が昨日の写真をご覧になって

『メルさんの「目」が違いますね』

と言ってくださいました。


その「違い」をもっと届けたく、本日は動画をUPします。

いただきもののニンジン葉を食べるメルさんです。

この食いっぷりはメルさんの一番のウリであり

チャームポイントであると、親バカは思っています。




頭部が左下に流れ、体全体も左側に歪んでいることが判ります

*****

これだけ爆食する子が、好物を口元に持っていっても

意思に反して左右に振れる虚ろな視線しか

返してくれなかったときの自分の号泣は

自制心も理性も破壊してしまうほどの悲しみを更に膨張させ

諦念すらも招来してしまったのでした。

歩こうとしてもバランスを崩し、ただただ左下に落ちてゆくその顔は

もはや落胆と悲哀の表情にしか捉えられず、

「こんな状態でもうさぎは体を棄てる事はできない」

などとネガティヴなことばかりここに吐きました。


このとき、またある方に言われました。


「うさぎだって自らの体を棄てられる。

それは、闘うことを諦めたとき

大好きならすっちょを苦しませる自分が嫌になったとき

気力やストレス次第で体を放棄できてしまう

高尚な生き物だとわたしは思っている」



・・・ああ、そうか・・・。

妙に納得できる、心に浸透してゆく言葉でした。

そして、闘病を諦めさせるのも諦めさせないのも、

全ては自分がカギを握っているのだ・・・と

自分の心が太く大地に根を張り、上を向いて立ち上がってゆく感覚が

はっきりとわかりました。


カギを握ってる方が諦めてどうする。

これからも涙はまだ流れるかもしれないけれど、

「諦めない」という意地に裏打ちされた涙だけ流そう。

「頑張ろう」という活を入れるための涙だけ流そう。





ニックネーム らぼすたっふ at 22:00| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

通院記録とメルさんの奮起

まず昨日(2012/05/21)の通院記録(会計¥6,995)


〈らすズから主治医への報告と疑問〉

・食欲増進剤や消化機能促進剤の効果が現れておらず、
発症前はノンストップでいくらでも食べていたペレットも
休み休みのゆっくり食べ。
(土曜日からは先生の指示通り、ペレットを従来の1回8gから1回12gに増量)

・発症前は大好きだった「(つなぎナシの硬いペレット)ナチュラルファイバー」を全く食べない。

・牧草類は未だに殆ど食べない。
上記「ナチュラルファイバー」の件と併せて考えると、
もしかしたら「硬いもの」を避けているのではないか?

・耳元のマッサージをしていたときにかさぶたがあり、
本人も気になっている様子。



〈診察と診断と検査〉

・体重が 1340g と、一昨日より20gしか増加していないこと、そして
お腹が多少もったりしていること(牧草を食べないことが原因)から
今回も水分やお腹を動かす薬の 点滴 (内容は土曜日と同じ)

・ダニ検査 ⇒ ウサギツメダニ が見つかった。
恐らくもともと持っていたもの。
抵抗力低下によりダニの方が勝ってしまったことによる。
「レボリューション」という液体の塗布薬を1ヶ月に1度、3ヶ月ほど継続して
首筋や背中に塗っていく。(塗布後、全身に浸透する薬)

・硬いものを避けるのは口内に原因があるかも?
⇒奥歯の検査
⇒唾液が少し多くなってきているが現段階では問題なし。

・抱き上げたときの眼振がなくなった。(土曜日にはあった)


・・・ということで、新たな「ウサギツメダニ」が見つかっただけで
メルさんの状態は(眼振がなくなった以外)相変わらず良くないと
いうことが判った通院に らすズ 心身ともにぐったり。


*****

夜中(5/22の02:00前)「ガタガタッ!」という大きな音に起こされる。

メルさん、また激しく転んだか!と飛び起きてみると・・・

そこには・・・

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牧草をひたすら食べ続けているメルさんの姿があった。

しかも、プラすのこに落ちているものではなく、わざわざ

フィーダーまで歩いていって、そこから以前のように

牧草をむしゃむしゃ。

チャームチモシー・リッチマインド・イタリアンライグラス・高原の麦・・・

全部まんべんなく食べているメルさんを目の当たりにして

涙が止まらなかった。


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鼻の穴を全開にしてモリモリ




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顔が傾いたままでもうまくバランスとってモリモリ



丑三つ時に嗚咽をもらす。
それが嬉しい感情からくるものだったら
わたしはこの先どんな幽霊と出くわしても笑顔で挨拶するだろう。

*****

明けて本日(5/22)の朝。

昨日の朝は「メル、バナナだよ」と声をかけても

こちらに一瞥を加えるだけでぐったり寝そべったままだったメルさんが

ケージの前面に出てきてはしゃいでいる。

その目が語る。

「バナナ!」



苦いフェンベンダゾールや抗生剤まみれのバナナを

疑いもせずに頬張るメルさんを見て、また涙。

こちらから促さなくてもモリモリ。


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メルさんごめんねごめんね。だますつもりはなかった・・・
いや、だますつもりだったんだよ




バナナ薬が終わるとお次はペレット。

なんとなんと、試しに3粒混ぜてみたナチュラルファイバーを

メルさん、食べた!

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*****

そしてメルさんの名誉のために忘れてはいけないこと。

メルさん、昨日の晩から成功していることがあるのです。

それは トイレ



段差がNGなので従来のトイレは撤去したものの

「段差がなければトイレでできたのに」という

メルさんの哀しげな視線を受け

(撤去するまで、懸命にトイレに乗ろうとしていたのだ)

バリアフリートイレ を設置。

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以前、がじゅ姐から教えてもらった

『ペットシーツを洗濯ネットで包む』のアレンジ版、

『プラスチックトレイの上にペットシーツを敷き、それを洗濯ネットで包む』

というもの。

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メルさんのバリアフリートイレです



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弊ラボでは『ムーミントイレ』と既に愛称が。



プラスチックトレイをプラスしたのは

「本来ならばトイレでおしっこをしたいメルさんなのだから

できるだけトイレ感の出るように、凹部が少しでもあるものを」


という気持ちから。メルさんのプライドを尊重したいという気持ちから。

そうしたら、「どこでトイレをしたらいいのか・・・」とケージ四隅で

おしっこをしていたメルさんが、この『ムーミントイレ』でのみ

おしっこをしてくれるようになった。

トイレ成功率100%のお利口さんに戻れたのだ。

前述の「フィーダーからの牧草食べ」と同様、メルさんには

強い意志とプライドが感じられる。


ケージ内の移動も、『よろよろ歩く』から『倒れることを怖がらずに跳ねる』

に形が変わってきた。

まだ ぴょんぴょ〜ん、とは跳ねられないけれど、明らかに

うさぎとしての本来の移動方法に戻ろうとしている。

「バリアフリーは最低限にしてね」

とでも言うかのようなその顔を見ながら語りかけるわたし。

「メル。あなたはこうして誇り高くて賢くて障害を乗り越えようとする

力があるからこそ、神様が試練を与えたんだよね」

話しながらまた涙。


*****

今朝、出勤前。

「メル、行ってくるよ」と声を掛け、がじゅ姐からの明日葉を

1本(1束という表現が正しい?)あげてみたら・・・


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こんなオバケみたいな明日葉を見事にイッキ食い



今までは休み休みの「力ない食べ方」だったのに、

「モリモリ」という言葉が相応しい食べ方。

斜頚に伴って好発する症状 「沈鬱」 が、

今朝のメルさんには見られなかった。

主体性のある「食」への固執が見てとれたことが何より嬉しい。


*****

仕事中、ニヤニヤしたり、はたまた「もしかして一時的なものだったのかも」と

ヒヤヒヤしたり・・・今日も忙しかったわたしのこころ。

でもメルさんは簡単にはわたしの期待を裏切りません。

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今晩のメルさん。食欲は持続。
(フィーダーの位置は発症前より3段低くなってます)



食欲増進剤の働きがこうしているのかもしれないけれど、

このまま元気で食欲旺盛なメルさんに戻ってくれたら・・・


首の傾きはまだまだ治らない(こちらは寧ろ悪化)けれど

この状態をメルさんの脳が「まっすぐ/平行」と認識してくれたら

メルさんの精神にストレスはダイレクトにはかからないはず。

「後遺症ゼロ」に越したことはないけど、神様、贅沢は申しません。

あなたの試練にここまで挑んでいる彼の勇姿を、

今一度 刮目してご覧ください。



※次回通院は5/26(土)。主治医に早く報告したい。






ニックネーム らぼすたっふ at 23:00| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月20日

2歳の尊い命が今ここに輝いてる

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2歳のお誕生日おめでとう、メルさん



苦しい修行をしながらの2歳到達。


メルさんが苦しくてもつらくても、

そして我々も苦しくてもつらくても、

今ここにメルさんが居てくれる幸せに感謝です。


強姦もどき、と悩んでいた投薬問題も

『バナナに混ぜる』方法で解決。

メルさんに看破されるまではこの方法でいきます。


※投薬方法について重要補足※

自分の文章能力欠如具合にほとほと嫌気がさします。

「仰向けにして云々〜」と前エントリに書きましたが、

多くの方のご心配を呼んでしまったようで本当にすみませんでした。

(仰向けのまま液体を流し込むと、気管に入ってしまい大変危険なのです。)

正しくは、仰向けにした状態で、首の後ろ(の皮)をつかみ、

頭部だけ真っ直ぐ(地面に対して垂直)にした形
 です。

この方がメルさんにとってもわたしにとっても

○顔が見える

○首の後ろをつかまれる=病院と同じ方法なので覚悟を決める(諦める)

○斜頚による左下方向への顔(頭部)移動を食い止められる。

というメリットがあります。



投薬方法については色々な手法があり、また、症状によっても

取りやすい姿勢があると思いますので、それぞれの獣医師さんに相談してみてください。




2歳になったメルさんのショットです。

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4本足で立ったときの傾きはこんな感じ


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伸びたときの首の流れと傾きが目立ち、
こうして90度を超えることもあります



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お誕生日に シソ 初体験です


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食いつきが物凄く良くてびっくりしました。
今までのどんな野菜・果物よりも大きな口で速く平らげました。





食べていると、この写真のようにどんどん頭部が左下に流れていきます。

たまにバランスを崩して倒れてしまうこともあるのですが

そんなときは何も手を貸さず、敢えて(ひやひやと)

メルさんがひとりで起き上がるまでじっと見守ります。

「一人でできること」への自信と可能性を摘んでしまわないためです。

前のエントリに書いた「右耳ティモテ」のように

完全にその行為を諦めてしまう前に

「この人の支えがあればできるんだ!」という安心感


与えることも大切なので

看護とともに行動観察がとても肝要であり、

その見極めができて初めて共に病気に立ち向かえるのだな、という

意識が日々高まっています。



牧草に関しては、まだまだ「食べがよい」とはいえず
気が向いたときに1本、2本、と小口で食べる程度ですが
主治医の指示通り、ペレットを増量して繊維質を補っています。


*****


2年前の今日、7きょうだいの一番ちびちゃんとして生まれてきたメルさん。

7きょうだいの中で一番人懐こく、一番穏やかだったメルさん。

わたしたちのところに来てくれてありがとう。

メルさんをわたしたちのために選んでくれた元親さん、ありがとう。

賢く、我慢強く、優しい心を持ったメルさんを産んでくれたメルさんのママ、ありがとう。

そして今メルさんを心から応援してくれている方々、

本当に本当にありがとうございます。

発症当初は「2歳までもつかどうか・・・」などと未来を閉ざされ

真っ暗闇に突き落とされた気持ちでしたが、

今日こうしてメルさんは立派に2歳を迎えられました。

皆様のおかげです。衷心よりお礼申し上げます。








ニックネーム らぼすたっふ at 16:25| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

通院記録その他(2012/05/19)

<メールやメッセージをくださる沢山の方々へ>

事務連絡且つまとめてのお返事となり、非礼をお詫び申し上げます。

今のところ、食べ物や保護材に不足はなく、

「これとこれが欲しい!」というリクエストも特にありません。

皆様からの温かいお申し出に、ただただ頭が下がるばかりです。

もしも今後当方で入手できないもの&必要なものが生じた際には

皆様におすがりさせてください。

調子の良い甘ったれ思考で重ね重ね申し訳なく存じます。


<本日午前中の独り言メモより記録>


どうしても夜中の「ガタン!」音に反応して目が覚めてしまう。

それを何度か繰り返してうつらうつらしているともう朝。

2ヶ月くらい影を潜めていたわたしのいやーな症状
「アタマに隕石のせた頭重と誰かに強力で引っ張られるような体のパーツコントロール不能」が出た。

わたしがこんなんではいかんいかんいかん。

今朝の投薬はショックだった。

リンゴジュースに溶かせば自ら喜んで皿を舐めるほどに

飲んでいたメルが完全拒否。

薬の味がわかってきたのだろうか。

リンゴジュースの量を増量してみたけど完全拒否姿勢。

メルに初めて強制シリンジ投薬した。

膝の上で仰向けにされ、バランス失ってバタバタするメル。

そんなメルをおさえつけて、首の後ろをつかみ、

頑として開かない口のはしっこにシリンジを突っ込む。

メルはイヤイヤを激しくして抵抗。

素直で従順なメルがここまで力を振り絞って抵抗するのは

本当に見ていて気の毒だし、強姦そのものだった。

こんな修羅場でもメルはキックとかパンチとかしない。

イヤだよイヤだよ、って伝えればわたしが解ってくれるだろうと

信頼しているようだ。

そんな信頼を簡単に裏切り、鬼の形相で何度も何度も

シリンジを口に突っ込む。こんな自分の姿が醜い。

メルのためといえどもこれはつらい。

メルになんとかして薬を飲ませ切ると、メルもわたしもグッタリ。

ご褒美に、と思ってペレットをあげるも、今度はこれも無視。

ペレットすら食べなくなったのかと愕然とする。

メルは怒っているというより疲れきって伸びている。

3分と経たぬうちにペレット皿に寄って来て自分から食べ始める姿に、

安心して涙が出る。

チモシー穂を口元に持っていくと、しばらく拒否。

でも「仕方ないなあ」というように穂先をちぎって食べてくれる。

メル、あんなに嫌な思いをさせたのに本当に素直でいい子だね。


病院へ行く1時間前。火曜日の夜並みに牧草(高原の麦)を

5本ほど自ら口にする。珍しくもありがたい光景。

トイレの段差にのれなくなったのでトイレは完全撤去。

ケージの中のどこでもしていいよ。

今のところケージの四隅の気に入った場所にしているらしい。

1年かけておぼえたトイレなのにもったいないな、と

ちょっと思うけどこれは物理的に不可能なんだから

そんなこと思っても仕方ない。過去は振り返らず。過去とは比較せず。


これから病院。

朝の星占いで、おうし座(メルとわたし)のラッキーアイテムは

「帽子をかぶった人」とあったので、帽子をしっかりかぶっていこうと思う。


<診察記録> (会計¥18,075)

○血液検査
---GPT値が下がっていた(233 IU/L)
この値は1年前とほぼ同じ。まだまだ平均値と比べたら高いが
メルの平均値に戻った感じ。
薬の効果かもしれないとのことで、
肝臓の薬(グルタチオン)は続行


○同じく血液検査
---アンモニア値が下がっていた(69μg/dl)
これは立派な平均値なので、アンモニア対策の薬(モニラック)
は中止



●体重減少(1320g)---先週よりも140gも減っている。
食欲増進剤(ペリアクチン)と消化促進剤(プリンペラン)を処方してもらう。


※食糞拒否と上記体重減少対策として、
リンゲル剤・ビタミンB群・プリンペラン点滴



(以下、主治医の診断と指示)

●首の傾きが先週よりもひどくなっている。

●起こした姿勢でいると眼振がまだ出る。

●抗生剤(バイトリル)と対Ez駆虫薬(フェンベンダゾール)はしばらく併行して継続していく。

●牧草を食べず、ペレットなら食べるというのであれば、牧草がもとになっているペレットの量を増やすべき。
(生野菜よりも繊維質が多いので、野菜よりもペレットをあげるべき。)

●水を殆ど飲まなくなった対策としては生野菜は有効。


※「食欲減退と体重減少が心配なのでまた2日後に来てください」とのこと。
よって次回診察は月曜日。以前ちょっとだけ検討してみたアニコムに入っておけばよかったな。あ、いけない。過去は振り返らない振り返らない。


以上、メモ。

なんとか食欲増進剤が効いて食べてくれるとよいのだけど。
(そうしたら必然的に水も飲むようになる気がする。)


そして投薬・・・

メルの大好物であるバナナにふりかけて混ぜてみたり、手を代え品を代え、メルに気づかれるまであれこれ試していこう。






ニックネーム らぼすたっふ at 19:05| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

強く、強く

今、メルさんの闘病に一番足りないのは

わたしの強さと明るさだということがやっとわかった。

仕事から帰って、とうとうなんの牧草にも口をつけなくなった

メルさんを見て、わたしは強くなろうと思った。

ここで強くならなければ、メルさんがわたしのところに来た意味ないじゃないか、と思った。


「メル。発症してしばらくは一番つらいんだって。

だから今が踏ん張りどころなんだよ。わたしも同じだよ。

踏ん張るよ。強くなるよ。

メル、あのね。メルは今とっても苦しいんだろうけど、

苦しみを乗り越えようとしてるメルに傍に居てほしいの。

どんな状態であっても、わたしはメルが好きなの。

どんな状態であっても、どんなに苦しくても、

メルと一緒に居たいの。

メル。自信持って言うよ。今のメルの苦しみはね、

わたしとこうして居れば絶対になくなるからね。

だってもう弱音吐くわたしじゃないもん。

メルに元気だけをあげるわたしになるから。

一緒にがんばろう。一緒に闘おう。」


メルさんの目を見ながら、大声でハキハキと話した。

メルさんがちょっと驚いて顔を上げたその隙に

口元にチモシーの穂を持っていったら

ひとつだけだったけど、自分で「ぷちっ」て千切って

穂を食べてくれた。

よし!と思って次は「高原の麦」を口元に当てたら

ちょっと渋ったけど、1本の半分を食べてくれた。



唯一率先して食べてくれるペレットに

今日はメルさん垂涎のナチュラルファイバーを少し混ぜてみたら

予想外にもナチュラルファイバーだけを残して

いつものバニセレメンテナンスだけをきれいに食べた。


「あはは。いいものを残してお安い方だけ好きなんて、

まるでジャンクフード好きのわたしそっくりだね」

発症以来初めてメルさんの前で笑った。


するとメルさん、もうここ数日諦めていた「右耳ティモテ」に

挑戦しようとするではないか。

右側に顔や手がまわらないメルさん、当然コテンと右に倒れる・・・

ところを、今日はわたしが手でそっと支えた。

どうかな?嫌がってやめちゃうかな?


・・・・・

メルさん、ずっとやりたかった右耳ティモテができた。

わたしが見ていたから、わたしがそこにいるのをわかっていたから、

敢えて右耳ティモテをしたんだね。

わたしの支えが必要だよって話してくれたんだね。

わたしが支えるってわかっていたんだね。


いいよ、メルさん。

どんなときでも支えるから、時間の許す限り

いつでも呼んで。いつでもサイン送って。



盲腸糞が出るタイミングで支えてあげれば

メルさん、食べてくれると思うんだけどな。

なかなかタイミングが合わなくて、急いで駆け寄ったときには

もう出ちゃってて・・・ってことが多いから難しい。


だから今日は


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盲腸糞用ペレットふりかけをすりばちで作ってみた。


5房の盲腸糞のうち、その中の1房の、そしてその中のまた1個分だけ

ふりかけつきで食べてくれたけど、やっぱり見破られてしまって難しい。

でもゼロよりイチが大切だよね。

試行錯誤することが大切だよね。

メルさん、これからも色々考えるからね。



<今日の誓い>

・ちょっと前まではああだったのに、こうだったのに、と思わない。

・メルさんの前では泣かない。

・メルさんの耳がわたしの声をキャッチする範囲内では、はきはきと明るいトーンで話す。ひとりごとも何もかも。

・悪化した部分は、主治医へ伝えるためだけにメモしたら忘れる。

・できたところ、頑張れたところだけを見て喜んで褒める。



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右耳ティモテを6日ぶりにしてサッパリしたメルさん












ニックネーム らぼすたっふ at 20:44| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

今日はもうPCにはさわらない

休みを取りました。

あわよくばここ数日の睡眠不足を補おうと思って。

しかし眠れるどころか久々の嫌な動悸に襲われ、本末転倒となりました。

ずっとメルを見ては思うままに自分の別のブログにメモすることの繰り返し。

これではだめです。

共倒れになってしまいます。

ということで今日はもうPCは終わり。

メルさん観察も休憩。

自分のクリニックに行ってちょっと強めの処方薬もらってきます。
お天気がいいから少しは気分転換になればいいのだけど。


今日ここまで気持ちのままにメモったこと。記録のために推敲もせずここにUPしておきます。恥ずかしいけど。


5月17日朝

サークルに来ることが怖いという学習をしたメル。

今まではへっちゃらだった勾配が、降りてくるたびに恐怖を増してたから当然といえば当然。

どんなに好きなもので釣ってももう降りてくることはない。
せっかく勾配を緩やかにステップを改善したのに残念。

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改良してから一度だけメルが(そこに好きなものも何もないのに)自分から降りてきてくれたけど、今は何で釣っても降りてこない。

メルの中で「このくらいの勾配になればイケるはず」って目算があったんだろう。
「これならOKそうだ。試してみよう」って思ったんだろう。

でもそれがもろくも早く崩れてしまった。


でも平らなところですらよろけてしまうのに、いくら段差を緩くしたからって無理なものは無理だよね。余計に自信なくして怖くなったよね。メル。ごめんなさい。ごめんなさい。


昨晩から始まったフェンベンダゾールという駆虫薬はかなり苦手らしく、ジュースで割っても頑としてシリンジを口に入れようとしない。
ジュースを10ccにしてやっとお皿から直に飲んでくれた。

牧草を全然食べない。
チモシーに食いついた火曜日の夜はとても嬉しかったのに。

しーちゃんからもらったうさぎのしっぽの新年度版高原の麦はちょっと連続して食べてくれる。助かった。

多分、同じくしーちゃんからもらった新年度版イタリアンライグラスも同じように食べてくれるだろう。

がじゅ姐から届いた明日葉にだけは爆食の名残を見せてくれる。
前みたいに「あればあるだけ食べる」ことはしないけど、昨日に続いて今日も1本食べた。
これもすごく助かった。

症状が現れた土曜日から火曜日までは割と食いつきが良かったオーツヘイにももう関心がない様子。

乾燥キヌサヤとか乾燥パパイヤにはまだ食欲が刺激されるらしく、口元に持っていくと食べる。

でも、ちょっと遠くにおいておくと無視。

ケージ扉を開けても寝そべったままの無反応が多くなってきた。

でもたまに起き上がってこちらに向かって左側に倒れそうになる体を支えながらひょこひょこと首を傾げた姿を見せてくれる。

不憫。

思っちゃいけないんだけど、かわいそうに、と思う。

ちょっと前まであんなだったのに、こんなだったのに、とか過去ばかり振り返ってしまう。

脱走のひとつぐらいしてくれよ、って、サークルをとっぱらってる無意味な自分。

メルは辛い中でもなんとか楽な体勢で居ようとして、隅っこに寝そべっているのに。

前のメルに戻ることを望んではいけない。

でも、斜頚症状が残っても、せめて元気さと食欲と排泄だけは前のメルに戻ってほしい。

右眼が上を向き、左眼が下を向いているメル。たまに思い出したように眼振が出る。

どんな風に見えているの?歩いてるときはトランポリンの上を必死に動いている感じ?遊園地のフライングカーペットにずっと乗せられてる感じ?

あんな体験をメルにさせたくない。わたしは4ヶ月で我慢の限界、体から脱けたいって思った。多分わたしのあのときの症状よりずっとずっとメルは辛いんだろう。
でも辛いって叫べない。泣けない。そして自らからだを捨てることもできない。

だから。だからこそわたしが頑張らなければ。

でも何もできない自分。無能。メルに「大丈夫、任せて」って言ってるのに。


昨日の朝、メルの左半身を保護するためにケージに取り付けたマットは早くも今朝外した。メルが不快そうにしていたし、やはり左眼をマットに押し付けたままになっている姿を見ると、左眼がダメになっちゃうんじゃないかという心配が出てきて。

120517_2.jpg

メル、ごめん。

メルが自信をなくしていくことばかりやっているような気がする。

牧草もうちょっと食べようよ。ペレット並に食べれば元気も出てくるよ。

お水ももっと飲もうよ。症状が出るその日まで、毎日460cc飲んでいたんだよ。それなのに今は殆ど飲まない。一体どうしたの。肝臓のお薬のせい?また明後日血液検査してその関連性を見てもらおうね。

それから、盲腸糞も食べようよ。今朝、一度食べてる姿を見たから、全く食べられないわけではないってわかってるけど、どうして5房もそのまま残すの? やっぱり体勢が苦しいのかな。

ぐちゃぐちゃにつぶしてエン麦入れて、それでも食べないからジュースも入れたのに、メルは一度外に出た盲腸糞は食べない。

このことも土曜日に先生に相談して、ビタミンB12の補給が必要かどうか訊いてみよう。

元気が無いメルを見てるのが辛い。



5月17日10:00

仕事を休んでメルとずっと一緒にいられる、と喜んでいたけど、わたしにはこれはきついことなんだなって判った。

意思に反し左を向いて寝そべったままのメルを見ているともう感情を抑えきれなくなっておいおい泣いた。

なんでなんで?!こんなお利口さんでいい子がなんでこんな目に!
イタズラなんてしたこともないしお留守番だってできるしシッターさんとも仲良くなれるし、ここまでいい子がどうしていじめられなくてはならないの?!
神様のバカ!バカバカバカ!!

叫びながら泣いた。



5月17日 10:30

わたしが泣くのを見てたメル。

泣かれたってどうしようもないよ、辛いのはこっちだよ、って言ってる顔。
ごめんなさい、メル。

でも。

メルは優しい。またメルに気遣わせてしまった。

メルがケージの中でわたしに一番近い位置に移動してきてくれた。

ケージ後方に横向きに、の位置から、ケージ側面に縦方向になってくれた。
(今までとは逆で、右半身がケージ側面の壁につく状態。)

120517_1.jpg

顔が左側に傾いてるから、真上を向いた右目がちょうどわたしから見える。

これだけでも嬉しい。でもメルにとって無理な姿勢ではない?

左半身を支える壁がなくて、辛くはない?


5月17日 11:00


沢山の方々からメールやお届けものがある。

ご自分のブログで取り上げてくださってる方も複数。

体を保護するために必要な布アイテムがあったら遠慮なく言ってね、とか、これからブロッコリを採りにいくから送ってもいい?とか、もう、みんな優しすぎる。

わたし今まで他の子のために何もしたことない冷酷人間なのに。

お届けものに同封されていたがじゅ姐からの手紙を読んでは泣き、また読んでは泣く。泣くなよ!ってメッセージがつまった手紙なのに、ほんとわたしは情けない。



5月17日お昼


顔の傾きが日々大きくなっている。

発症した土曜日の夜、お皿でお水を飲んでいるときの写真

120517_4.jpg

「ちょっと左に首傾げている?」という角度


なのに。


今日の写真

120517_5.jpg

薬が効いていないのか、効いてはいるけど脳損傷部分が大きかったのか。

メル、こんなに傾いてたら体も足もふらふらするよね。

また涙が出る。

メルの目に力がない。つらい。

ニックネーム らぼすたっふ at 11:55| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

エンセファリトゾーン検査結果

12日(土)に専門機関にお願いしたEz検査

「1週間以内には判りますので、こちらからお電話差し上げます」

と言われたのに、居ても立ってもいられず、病院に電話。

ちょうどそのタイミングで結果が届いたようで、看護師さんから主治医に

電話が回された。


結果は「160倍」。

「〜40倍」が陰性で、「320倍〜」が陽性なので、

自信を持った「抗体アリ」ではないが

疑いを消せる数値ではなく、寧ろ抗体を持っている(感染している)だろう

という推測の方を高めて、対Ez薬(駆虫剤)での治療をしていく、とのこと。


なので今日の終業後に駒込まで薬をもらいにいくことになった。

本当は今すぐにでももらいに行きたいんだけど。

エンセの場合は特に早期処置が重要だというし。

(でもメルさんの主治医はこの「早期発見&早期投薬がとにかく良い。

それができない動物病院はダメダメ病院説」については

ちょっと懐疑的なようだった。)


ネットでの情報が溢れすぎていてほんとにこのあたりよくわからない。

メルさんのように眼振が水平の場合は耳(パスツレラ)が原因で、垂直の場合は

エンセだ、という説もあれば、「エンセと斜頚に関連はまったく無い」と

している研究者の新しい論文もある。


「ローリングは斜頚初期から暫くして必ず出てくるから、
初期に無いからといって安心してはいけない」

「ウチの子はマッサージだけで2日で完治しました」

「ウチの子は投薬が多すぎたのと強制給餌のストレスで
亡くなりました」

「鍼灸治療をすれば重症のケースも改善する」


ネットの見過ぎで情報が飽和状態になり、疲れた。

もう見ない、これ以上調べない、そう思っても手が勝手に動く。

日本のSNS情報を全て見ても満足できず、ドイツのうさぎフォーラムにまで

手を出す始末。(あちらは Hase と Kaninchen との二つの区別があるだけに、

飼いウサギの研究が意外にも進んでいて、薬情報も沢山ある。)


そして結局手中にできたのは・・・混乱。


沢山の情報はありがたいけど、その中で自分の手元の子に

合致するものを精選していく能力がないとダメな世の中になった。

つくづくそう思う。


マッサージひとつとってもそう。

斜頚の王道マッサージ
(傾きの逆の耳もとや首のほぐし+逆側はその1/3の割合)

も、メルさんは珍しく嫌がった。

「余計に気持ち悪くなるから止めて!」と抵抗した。


メルさん、解る。解るよ、わたし。

指圧やマッサージ系で頭痛や肩こりに良いというものを施術してもらうと

非回転性めまいがひどくなってしまうもの、わたしの場合。


だからメルさんをひたすら撫でる。

朝 5:00に起きてメルさんにお薬あげてから6:00 に自分の

出勤支度を始めるまで、撫でて話しかけて、の繰り返し。

メルさんのこのときの安心した表情がいとおしい。


メルは人気者なんだよ。

パワーのこもった応援の言葉やお野菜やフルーツが

メル宛にどんどん届くんだよ。

もうびっくりしちゃうよ。

メールを遠慮していたけど、どうにも落ち着いていられなくて

メールしちゃいました、って人たちも沢山いるんだよ。

「これはもうある?ないんだったら送りつけてもいいかな?」

って言ってくれる人もいるんだよ。

「お医者さんよりも(臨床経験的に)詳しいかもしれない

ところに、予め電話いれておこうか?」

って訊いてくれる人もいるんだよ。

メルはみんなに愛されているんだねえ。

そしてね。

今日はGONちゃんからお守りが届くって。

そのお守りを持っているれおんくんは症状がかなり良くなったんだって。

そんなことを話しながらそーっとそーっとゆっくりゆっくりなでなで。

涙をこらえながらなでなで。


メルさん、左側に顔がまだ流されていき、体も左側に倒れます。

顔は「左側」というより「左下」へどんどん落ちるような動きをするので

左目への影響が心配。既に左目の眼球が下垂している。

ケージの柵にぶつかったら危ないから柔らかなマットで覆おう。

そう思っても、

マットで覆ったことで押し付けられる目の面積が余計に増えてしまったら?
(柵があれば、柵と柵との空間が丁度良い目の保護エリアになるのではないか?)

という別な懸念が出てくる。

でもちょっと頭をずらした瞬間にぶつけたら大変。

心配が次から次へと湧いてきて、それを解決するための方策に対する

心配がまた別方向から湧いてきて・・・の無限ループ。

とにかくメルさんという個体の特徴や性格、行動特性に合わせなくては。

丸めたタオルをケージ隅に置いて、体を少しでも安定させてあげたいと思ったら
(こうすることで安心するうさぎさんが多いとのこと)

メルさんの場合は逆に落ち着かなくなり、ふらつきが増してしまった。

バランスを崩しながら頭を左右にブンブン何度も振ったので

眼振がまたひどくなるのではないかと心臓が凍る思いだったけれど

丸めたタオルを外したらその発作のような状態は収まった。

やはり「一般的に良しとされていること」と「メルさんという個体に

対して良いこと」との乖離具合の見極めが難しい。


メルさん、メルさん。

ビッグ便選手権で優勝したのに、ウンチが1/3程度にちっちゃくなって

数も1/10くらいに減っちゃったメルさん。

爆食王の代名詞みたいだったのに、食べ物への関心が

薄らいでしまったメルさん。


前のことをいくら思い出しても全くもって無意味なんだけど

あの頃のメルさんの姿を絶対にまた見られるって信じているよ。

だってメルさん頑張ってるもんね。

わたしがケージの扉を開けると

牧草1本食べてくれるもんね。そうするとわたしがニッコリするんだよね。


メルさんは AC で語ってくれたとおり、家族の笑顔が

好きなんだね。大切にしてくれてるんだね。


こんなときにまで、メルさんに頭が下がるばかりです。




ああ、こんなときに本当にNorBACがあったら・・・

本当のメルニコフさんが居てくれたら・・・


ニックネーム らぼすたっふ at 15:13| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

神さまに挑む

皆様。ここに細かに書ききれないほどの皆様。

まとめてのお礼で失礼極まりないですが

本当に本当に応援ありがとうございます。


メルさんが今まで他の子の何倍も食欲旺盛で

大食いで早食いだっただけに、今とのギャップが辛いです。

ビニールのガサガサ音に敏感に反応していた子が

今は何もリアクションなく、視線定まらず寝そべっている姿を

もう見たくない、なんて目を逸らしたくなるヘタレなわたしです。



あればあるだけゴクゴク飲み干していたお水も

殆ど飲まなくなりました。1日10cc程度。

なので率先して食べるお野菜での水分補給です。



以前原因不明の唾液騒動のときにわたしが意外にも

結構楽観的でいられたのは、メルさんがしっかりモリモリ食べて

立派なウンチも沢山して俊敏に運動していたから。

そのことが今になって判りました。

逆に、今は落ち込みを止められないほどに

メルさんが「食べない・飲まない・ウンチ少ない・動かない」

のだとあらためて思ってしまった・・・

どうにもいけないネガティヴスパイラルです。



『眼「振」』はほぼ治まったように見えますが、

「振」の代わりに「固定」されてしまっているかのように

見受けられます。

(イメージ図)

120515_1.jpg


顔も左に傾いたまま。体も左によろけるまま。


それでも。

おしっこのときはわざわざ起きてよろけながらトイレまで行き

段差を昇ってしっかりトイレでしてくれるメルさん。

1年前は全くできなかったのに今は完璧になった

「トイレでおしっこ」に対する彼のプライドなのでしょうか。


困ったのは盲腸糞をまったく食べなくなったことです。

バランスを崩す体勢を嫌うゆえの学習の結果だと思われます。


今より眼振がひどかった土曜日の夜は、

ぐるぐるめまいがしながらも全部食糞をしていました。


でも昨日の朝からは食糞を全くしなくなり、

10房前後 プラすのこの上や下のトレイに落ちています。

したてのほやほや盲腸糞を口元に持っていっても

頑として食べようとしないので

今朝は盲腸糞をかきあつめて

お皿でエン麦とまぜまぜして

スプーンで口元に持っていきました。

1房分ほど騙されて食べてくれましたが、

動物の学習能力にはこの方法は

一度しか効かないかもしれません。



メルさん、ペレットとお野菜を食べるとき以外はずっと寝そべったままです。


120515_2.jpg


でも。

今朝の出勤時にも不思議な行動をしました。

「いってくるね」と声を掛けるとムクッと起き上がり、一番遠い

フィーダーのところまで行き、かなり無理な姿勢で頭を上げ、

フィーダーにある一番刈りチャームチモシーを1本食べたのです。

自分の周りのマットに置いてある上質な2番刈りや

イタリアンライグラスなどを通り越して、

フィーダーでオブジェ化していたチャームの固いチモシーを。


メルさんは知っているのです。

わたしが一番喜ぶことを。


「チャームの固いチモシーを食べたときのポリポリ音」

を聞かせてくれたとき、オーバーアクションで喜ぶ

わたしの姿を、メルさんは学んでいたのです。


もう、涙が溢れて止まりません。と同時に、

昨日、なべちゃんが2信目のフォームメールで確信を持って書いてくれた

『出勤するときにメルさんが起き上がったのは、

きっと、「ここまで回復したよ!!」って伝えたかったんですよ。』

という言葉が過りました。

回復したかどうか・・・は正直わかりませんが、少なくとも

「ボクを放って仕事にでかけるなんて!」

という怒りではなく、彼なりの精一杯の

「いってらっしゃい。一人で大丈夫だから。」

というメッセージなのだと思います。


わたしはアニマルコミュニケーションの力は

塵ほども持っていないけれど、

心配をかけまいとするメルさんの気持ちを

しっかり受け止めた瞬間でした。


これほどに、我々の心情を汲み、苦しみに耐えるメルさん。

何も悪いことしてないのに、病気になってしまったメルさん。

理不尽。ただただその一言です。


でも、(わたしは無宗教だけれど)以前、

それこそ始終続くめまいや耐え難い頭痛により

最悪のことまで覚悟したわたしに

友達が言った言葉

「神様は、乗り越えられない試練はお与えにならない」

「物事には、いいことでも悪いことでも、理由が必ずある」

これらに縋っています。

乗り越えられるメルさんだからこそ、こういう病気になった。

メルさんがこの試練を乗り越えたら絶対に幸せなことばかりが待っている。

神様に試されているメルさんとわたし。

地球上の生命体としては甘受しないといけないことなのかもしれません。







ニックネーム らぼすたっふ at 10:45| らす (研究員E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする